介護士のパワハラ

介護士のパワハラ問題に対して労働基準監督署は利用価値があるの?ないの?

ブラックな介護の職場には必ずといっていいほど存在するパワハラ問題。

あなたはパワハラの標的になってしまい、理不尽な圧力に苦しむ最悪な状況。

職場だけではなく介護士自体も辞めたいような辛い状況に追い込まれている場合、労働基準監督署は利用する価値はあるのか?ないのか?

まず大前提として知っておかなくてはならないのが、「労働基準監督署はパワハラ問題を根本的に解決するような機関ではない」ということです。

つまり「パワハラ単独の問題解決には対応してもらえない」ということなのです。

「えっ!じゃあパワハラ問題は労働基準監督署に相談しても意味ないじゃん!」

いいえ、必ずしもそうは言い切れないのです。

なぜなら、労働基準監督署内には総合労働相談コーナーというものがあり、そこでは職場でのトラブルすべてに対して相談にのってもらえるからです。


 

お疲れさまです。

40代・現役「派遣」介護福祉士の小林です。

ボクは三流大学卒業後職を転々とし、行きついた先がサービス残業80時間/月は当たり前の地獄級ブラック介護施設(老健)でした。

そのブラック介護施設で2年間働きましたが「このままでは死んでしまうかもしれない……」と思い、40代にして派遣介護士として働くことを決断。

友人たちからは「無謀だろ!」「アホか!」と言われましたが……

現在はきらケア派遣に登録し、高時給(1700円)+高待遇のホワイト介護施設(高級有料老人ホーム)で派遣介護士として働き、心身ともに安定してガッツリと稼ぐことができています。

「きらケア派遣」公式

 


 

それでは、パワハラに悩むあなたが労働基準監督署を利用する価値があるのか?ないのか?総合労働相談コーナーとはなんなのかを、簡単に理解できるよう解説したいと思います。

介護士に対して労働基準監督署とは何をしてくれるところ?

まずザックリと「労働基準監督署とはなにか?」を説明します。

労働基準監督署(労基署)とは、「労働基準法に基づき労働条件や安全衛生の改善・指導などの業務を行う機関」です。

そのため、労働基準法に違反がないようなパワハラ問題を解決する機関ではないのです。

「は……?労働基準監督署ってブラックな介護の職場でパワハラに悩む介護士にとっては無能なのかよ……」

そうとは言い切れないのです。

なぜならば労働基準監督署の建物の中には総合労働相談コーナーというものがあるからです。

労働基準監督署の総合労働相談コーナーとは?

繰り返しますが労働基準監督署は「パワハラ問題単独の相談」には対応はしてくれません。

ですが、総合労働相談コーナーでは職場でのトラブルすべてについて相談にのってもらえます。

つまり、パワハラ問題を抱えた介護士のあなたは労働基準監督署に行き、その建物の中にある総合労働相談コーナーで、ブラックな介護の職場でおこなわれているパワハラ問題について相談することができるのです。

パワハラに悩む介護士に対して総合労働相談コーナーは何をしてくれるのか?

総合労働相談コーナーを利用する上で注意しなくてはならない点があります。

総合労働相談コーナーではパワハラ問題について相談にのってくれて、解決方法についての助言・指導はしてくれます。

ですが「パワハラ問題を直接解決してくれるわけではない」ということです。

「相談にのって助言はしてくれるけど直接的には動いてはくれない」ということなのです。

つまり、なにか困ったときに友達に相談をして、「アドバイスはするけど根本解決はお前一人でやれよ」、「金は貸せないけど稼げる仕事先なら教えてあげるよ」的な立場なのです。

介護士のパワハラ問題には「退職」を選択肢の一つに入れる必要性がある

ブラックな介護の職場でのパワハラ問題は、被害を受けている介護士であるあなたにとってはとてつもなくデカい問題です。

ですが、残念なことにパワハラをしている上司がパワハラをしていることに気づいていない、認めない、ウソをついて隠蔽するということがあり、なかなか立証が難しい現実があります。

しかも、常時ボイスレコーダー(ICレコーダー)を持ち歩いてパワハラの言動を録音しまくるわけにもいきませんし、写真に証拠を残すことも難しいです。

そして、パワハラ上司の人格は変わることはありません

変えようと思ってもムダな努力に終わるだけです。

 

ですが、悲観的になって絶望する必要はないのです。

  • 介護士不足の現状ですので転職先に困ることはありません
  • 経験のある介護士でしたら引く手あまたです。
  • いまよりも高い給料を交渉次第で獲得することも簡単でしょう。

ブラックな環境でパワハラに苦しみ続ける必要はないのです。

「退職」「転職」という方向に舵を切って、安心・安定して働くことができる明るい未来へと進みましょう。

パワハラに悩む介護士が簡単かつ即日に退職する方法

「退職したくても簡単には退職できないんだよ!」

ブラックな介護の職場ではまさにパワハラの一環で、「退職届すら受理されない」「辞めたくてもやめられない」のが現状でしょう。

だからといってパワハラに屈し、あなたの貴重な人生を消耗させることはマイナス要素しかありません。

相手がパワハラで来るのなら、あなたも「即日退職」で逃げ切る方法を選択してもまったくかまわないのです。

だからといって、バックレはいけません。

その理由は無断欠勤となりあなたにとって不利な状況になるからです。

労働者の権利である溜まっている有休もまったく使えずに、お金をドブに捨てる行為になってしまいます。

ではどうすればいいのか。

正しい方法で即日退職するには退職代行サービスを利用するのです。

そうすれば、

退職に必要な手続きをすべて「代行」してもらえ「即日退職」することが可能なのです。

最悪なパワハラ上司の妨害を受けることなく、退職完了することができるのです。

  • とにかくすぐに、最速に、即日退職したい!
  • 殺意をおぼえるパワハラ上司に二度とあいたくない!
  • 施設内に入るだけで吐き気がするような職場に二度と行きたくない!

というようなガマンの限界破裂に近いような方は、多少のお金はかかってしまいますが、丸投げで即日退職が可能な退職代行サービスの利用するのです。

低料金でサービスの質が高い退職代行サービス「SARABA(さらば)」について、詳しく解説した記事がありますのでよろしければお読みください。

【体験談】退職代行サービスSARABAで低価格で即日退職しました劣悪な労働環境+最悪な人間関係の職場を辞めたくてたまらないのに、 パワハラ上司に退職を言い出せない…… 理不尽な引き止め...

介護士は「転職」に不安を持つ必要がないことを解説します

2025年には第一次ベビーブームで生まれた団塊の世代が75歳以上(後期高齢者)になるため、約38万人もの介護士が不足するといわれています(2025年問題)。

2019年の現在でさえ介護士不足の現状ですから、これから先も転職に困ることはまずありません。

経験のある介護士でしたら引く手あまたです。

いまよりも高い給料を交渉次第で獲得することも簡単でしょう。

といっても転職についての不安がもちろんあるでしょう。

  • 転職先もブラック介護施設だったら……
  • またパワハラ上司が居たらどうしよう……
  • より良い額の給料の交渉はできるだろうか……

そんな不安をぬぐい去るには決して一人では頑張ろうとせずに、介護職専門の優良派遣会社・優良転職サービスに登録することをオススメします。

専属のコーディネータの方があなたの転職活動をフルサポートしてくれるので、非常に心強いのです。

ボク自身も超絶ブラック介護施設にハマってしまった経験があり、転職時には介護士専門の派遣会社に登録して現在は高時給+自由度の高い派遣介護士としてガッツリと稼ぐことができています。

派遣介護士についてメリットだけではなくデメリットまで詳しく知りたい方は、コチラの記事を読んでいただくと理解が深まると思います。

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ハローワークを利用してブラック介護施設に就職してしまうような、ボクのような犠牲者が出ないよう思いを込めて書きました。

まとめ

パワハラに悩む介護士に労働基準監督署は利用価値があるのか?ないのか?

結論としては「相談してみる価値はあるけれども根本解決にはならない」ということでしょう。

労働基準監督署には総合労働相談コーナーというものがあり、相談して助言・指導はしてもらえるけれども、いってしまえば「そこまで」なのです。

「労働基準監督署に行けばパワハラ問題も解決できる!」という間違った期待を持たないようにしていただきたいと思います。

繰り返しますが経験のある介護士でしたら、転職先に困ることはありません。

超・超高齢化社会を突き進んでいる日本社会では、介護士の需要がこれから先も高まり続けます。

まだまだ未熟な処遇改善ですが、介護士の未来に希望の光があることは事実でしょう。

高時給+自由度の高い「派遣介護士」としてガッツリと稼ぐ道がオススメですよ。

ボクが現在利用している優良派遣会社「きらケア派遣」について詳しく知りたい方は、実体験にもとづいたコチラの記事をお読みください。

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