サイコパス介護士

介護士の休憩室で窃盗とスマホ水没事件が起こるブラック介護施設

ブラック介護施設ほど人間関係が最悪で、サイコパス・パワハラ系・セクハラ系などの変な人が多く集まってしまいます。

そのため超絶ブラック介護施設(老健)勤務時代には、自慢できるぐらいたくさんの嫌な思い、辛い思いをしてきました。

その中でも思い出すだけでゾワゾワと不快感に心が包まれる経験が、「連続窃盗+スマホ水没」事件です。

 

女性介護士S氏(30代)の勤務日のみ財布の中からお金が盗まれる、スマホがトイレのタンクの中に水没する。

そんな事件が約1年の間に10回以上起こりました。

安い給料、劣悪な労働環境だけでもお腹一杯なのに、犯罪行為が連続してしまう最悪すぎるだろ!といえる人間関係……。

そんなブラック介護施設はさっさと退職して転職すべきだったと、いまになって痛感しています。

介護施設はどこでも人手不足です。

20~30代の介護士でしたらどこでも大歓迎です。

40~50代の介護士でも資格や経験があれば転職先に困ることはありません。

ブラックな環境の介護施設にしがみ付く理由なんて一つもないのです。

ボクがこのことに気づくまで、2年もかかってしまいました。

2年も超絶ブラック介護施設で心と体をムダに消耗してしまっていたのです。

あなたがボクと同じような失敗をしないようにと思いこの記事を書きました。


 

お疲れさまです。

40代・現役「派遣」介護福祉士の小林です。

ボクは三流大学卒業後職を転々とし、行きついた先がサービス残業80時間/月は当たり前の地獄級ブラック介護施設(老健)でした。

そのブラック介護施設で2年間働きましたが「このままでは死んでしまうかもしれない……」と思い、40代にして派遣介護士として働くことを決断。

友人たちからは「無謀だろ!」「アホか!」と言われましたが……

現在はきらケア派遣に登録し、高時給(1700円)+高待遇のホワイト介護施設(高級有料老人ホーム)で派遣介護士として働き、心身ともに安定してガッツリと稼ぐことができています。

「きらケア派遣」公式

 

それでは、連続して犯罪行為が起こるという超絶ブラック介護施設での最悪すぎた人間関係体験談を語らせていただきます。

くどいようですが、このようなブラック介護施設にしがみつく必要は本当にありませんから……(自戒の念を込めて)。

介護士S氏は仕事嫌い+ギャンブル依存症+悪口大好きで息を吐くように嘘をつく

介護士S氏(30代・女性)はボクがブラック介護施設に就職後、半年ほどして入職してきました。

第一印象は派手で性格きつそうだな~というものでした。

S氏はコチラが聞いてもいないのに、「高校の時はワルだった」「キャバクラ時代は№1だった」などとペラペラとよく話す人でした。

また、S氏の特徴として「とにかく仕事をしない」「仕事が雑・いい加減」「利用者の方に冷たい」「平気で嘘をつく」「他の介護士の悪口・陰口が凄い」というものがありました。

更にS氏はギャンブル依存症(パチスロ)もあったのです。

早番~遅番後はもちろんのこと、夜勤明けでも朝からパチスロを打ちに行くほどでした。

ギャンブル依存症のS氏の口から語られるのは、「昨日は7万円勝ったからプラダの財布を買った(その財布を見たことがない)」「パチスロで負けたことがないんだよね」というものでした。

また、彼氏は建築会社の社長で、高級外車(BMW)に乗っているということをことあるごとに話していました。

しかしある女性介護士がコンビニの駐車場でS氏と彼氏を見かけたところ、ヤンキー仕様の黒い軽自動車に乗り込んでいたとのことでした。

介護士の休憩室で連続窃盗事件発生

介護士S氏の評価は入職後すぐに大暴落しました。

ですがとにかく人手が足りない超絶ブラック施設であったため、他の介護士たちはS氏のことを受け入れざるを得ませんでした。

そんな同僚介護士の気持ちも知らず、S氏の素行は悪い方向にエスカレートしていきました。

勤務直前に「体調が悪くて休みたい」電話は当たり前で、最悪バックレて「シフト間違えてました」とウソ丸出しの言い訳。

バックレていながら「駅前のパチンコ屋でパチスロ打ってた」という目撃情報頻回。

利用者の方の足をける、腕をつねる、頭をひっぱたく行為が多数目撃される。

利用者の方々から「Sさんが夜勤の時は怖くてたまらない」という苦情が多く聞かれる。

とまぁ、「介護士以前にお前は人の心があるのか!」とおもえるヒドイ状態になっていきました。

そしてついに、窃盗事件が起きたのです。

 

ある夜勤の日のことでした。

同僚介護士のTさん(30代・女性)から「財布からお金が抜かれてる」という相談を受けました。

詳しく話を聞くと、

「一昨日の日勤の時、休憩室に置いてあったカバンの中の財布からお金が盗まれた。
財布には5千円札×1枚と千円札×3枚の8千円を入れておいたのに、5千円札がなくなっていた。
光熱費を払うためにコンビニでおろしたばかりだから、絶対に記憶に間違いない」

ということなのです。

Tさんはしっかりとした性格で、多忙な業務の中でもテキパキと仕事をこなす方でした。

とてもウソだとは思えませんでした。

それにボクはこの話を聞いたとき、すぐに犯人はS氏だと思いました。

なんの証拠もないのに、思い込みだけで他人を犯罪者扱いしてはいけないことはわかっています。

ですが、ボクは窃盗犯はS氏だと断定していました。

するとTさんの口からも「わたし、S氏に盗まれたと思う」という言葉が聞かれたのです。

 

まじめなTさんはS氏と対立関係にありました。

S氏はTさんの根も葉もない悪口を言いまくっていたし、TさんはS氏を無視していました。

さらにTさんは「お金が盗まれるのは今後も続くと思う。気を付けたほうがいいよ」と言いました。

ボクもTさんの言うとおりだと思いました。

S氏がこの職場にいる限り窃盗事件は続くはずだと。

そして予想通りに窃盗事件は定期的に犯されていったのです……。

Tさん以外にも、休憩室にカバンを置きその中に財布を入れておく女性介護職員が、窃盗事件の被害に次々とあっていったのです。

窃盗事件の手口はみな同じで、財布は盗まれずにお札だけが抜かれるというものでした。

Tさんから窃盗事件の話を聞いてから3~4ヶ月後には、
「S氏が絶対にあやしい」
「S氏と同じ勤務の時は財布の中にお札は入れない」
「カバンはロッカーに鍵をかけてしまっておく」
という話がS氏がいない日には話されるようになっていました。

男性であるボクは二つ折りの財布をズボンのポケットに入れて常時持ち歩いていたため、窃盗の被害にあうことはありませんでしたが、女性の介護士の方々は警戒心がアリアリな状態でした。

窃盗事件が頻発する職場……ブラック介護施設の極みともいえる劣悪すぎる状態でした。

介護士のスマホがトイレのタンクに水没する事件が発生

連続窃盗事件で最悪になっていた職場の雰囲気に追い打ちをかけるかのように、スマホ水没事件がおこりました。

その日の日勤帯は早番にS氏、日勤にボクとTさんという「最悪な人間関係の板挟み状態」という息苦しくなるようなシフトでした。

ただでさえ忙しすぎる業務状態なのにまるで連携が取れないため、忙しさに拍車がかかる理不尽業務全開状態でした。

それなのにS氏は早番業務が全然終わっていないのに、時間だからとサッさと上がってしまいました。

サービス残業当たり前の施設だったので、それを拒否する姿勢は責めることはできません。

そこはS氏は間違っていないと思います。

 

ですが、普通にこなせば終わっているはずの業務(翌日の入浴準備など)でさえ、半分ほどしか終わっていないのです。

ボクはもちろん、Tさんがも明らかに怒り全開モードなのがアリアリと伝わってきました。

サービス残業を3時間も行いなんとか業務が終了。

本来ならば3人でおこなうべき日勤業務を、2人でこなしたボクとTさん。

身も心も疲れ果て疲労は頂点。

はやく上がろうと準備をしていると、「スマホが無い!」とTさんが騒ぎ出したのです。

S氏と対立しているTさんのスマホが、休憩室のカラーボックスの中からなくなってしまったのです。

Tさんは昼休みの時にスマホを持っていたので、家に置き忘れてきたということはありません。

もしや……ボクはすぐにS氏の犯行をまたもや疑ってしまいました。

しかし証拠がない。

スマホがどこにあるかわからない。

すると、ステーション内にある職員用のトイレに入っていた夜勤の介護士の方から、「トイレの水が流れなくなった」という話が聞かれました。

ボクはその時「もしかしたら……」と思い、トイレのタンクのふたを開けてのぞいてみました。

するとタンクの中にはTさんのiPhone(スマホ)が水没していたのです。

スマホが引っ掛かりタンクの水が流れなくなっていたのです。

タンクの中からスマホを取り出し、Tさんに手渡しました。

Tさんは電源の入らなくなったスマホを手に、しばらく呆然と立ち尽くしていました。

そのTさんの様子を見て「ヒドイ……酷すぎる……」と思いました。

Tさんは翌日の夜勤を欠勤してしまいました。

 

Tさんの代わりにボクが遅番~夜勤をやることとなったのですが、Tさんを責める気にはなれませんでした。

その代わり、平然とした表情でダラダラと日勤をおこなっているS氏が憎くてたまりませんでした。

ステーション内には防犯カメラが無いので、S氏が犯人である証拠はありません。

ですが、誰が見てもS氏が犯人であることは明らかでした。

介護士の方々がお金を盗まれることを警戒し、思うように窃盗ができなくなったストレスがS氏には溜まっていたのでしょう。

お金が盗めないから、軍資金が無いからパチスロに行けない。

ギャンブル依存症のS氏にとってそのストレスのはけ口が、大嫌いなTさんのスマホを水没させて困らせるということだったのでしょう。

この事件が「この職場で働くことはもう限界だ……」と、退職を決断させる要因の一つであったことは間違いありません。

介護士S氏の出勤日に臨時の朝礼が行われ警察に依頼したと発表される

連続窃盗事件とスマホ水没事件をTさんが運営陣に強く訴えたため、ようやく事態が動きはじめました。

それまで一度も行われたことがなかった朝礼が臨時でおこなわれたのです。

日勤帯で出勤していた介護職の一部の人が食堂に集められ、その中にS氏の姿もありました。

S氏は看護部長から名指しで朝礼に出席するように命令されたのです。

朝礼がはじまると事務長の口から「窃盗事件とスマホ水没事件」が語られ、犯罪であるため警察に通報したことが告げられました。

ボクはS氏の斜め後ろに立っていたため、とっさに表情をうかがいました。

しかし、S氏は動揺した様子はまるでなく「私には関係ない事」という感じでした。

 

朝礼から一ヶ月後、S氏は自己都合で退職をしました。

S氏と話すことはほとんどなかったため、どのような経緯で退職を決断したのかは分かりません。

運営陣からも何の説明もありませんでした。

介護士の間ではS氏が「警察に任意同行を求められたらしい」「指紋を取られたらしい」「事件への関与はいっさい認めてないらしい」という憶測が飛び交いましたが、真実はわかりませんでした。

しかしまぎれもない事実としてS氏が退職後、窃盗事件は一件も起こりませんでした。

ですがS氏が退職したことにより事件は解決したわけではないのです。

財布からお金を抜かれた被害者の介護士は泣き寝入り。

スマホを水没させられたTさんも泣き寝入り。

結局は何も解決しないまま、事件はお蔵入りになってしまっただけなのです。

ブラック介護施設の後手後手過ぎる遅すぎる対応、ずさん過ぎる管理体制が露呈した事件であったと思います。

さいごに

ボクはサイコパスという言葉の意味を知ったとき、S氏のことがすぐに頭に浮かびました。

サイコパス=超自己中心的で良心が限りなく小さい人。

ブラックな介護の現場に生息するサイコパス介護士という恐怖の存在最近よく耳にする言葉「サイコパス」。 この言葉の意味を調べてみたところ「これって介護士に多いような気がする……とくにブラック介護施...

サイコパス介護士+ブラック介護施設=超絶最悪な労働環境

こんな職場は即刻退職するべきです。

サイコパス介護士の人格、ブラック介護施設の運営体制が変わることは絶対といっていいほどないのですから。

そんな底なし沼のような最悪な環境で、ガマンして働き続ける必要なんてないのです。

超・超高齢化社会であり介護士は圧倒的な売り手市場であるため、経験のある介護士でしたら転職先に困ることはまずないのですから。

「そんなこと言ってもパワハラ的な引き止めにあってすぐに辞めれないんだよ!」

「辞めたとしても転職先がブラックではない保証なんてないだろ!」

という悩みがある方には「退職代行サービス」と「派遣介護士という働き方」があることを知ってほしいのです。

退職代行サービスはあなたにかわって退職時の面倒をすべて代行してくれて、即日退職を可能にしてくれるめちゃくちゃ便利なサービスです。

退職代行サービスは最近テレビ(NHKの「クローズアップ現代+」など)でも取り上げられるほど注目度が上がってきています。

その中でも、低価格・定額制で利用価値が高い退職代行サービスSARABA(さらば)について徹底的に調べて解説した記事はコチラです。

【体験談】退職代行サービスSARABAで低価格で即日退職しました劣悪な労働環境+最悪な人間関係の職場を辞めたくてたまらないのに、 パワハラ上司に退職を言い出せない…… 理不尽な引き止め...

 

ボクは以前は常勤(正社員)の介護士として働くことにこだわっていました。

ですが、「直接雇用の常勤(正社員)介護士は圧倒的に搾取されやすい立場にある」という事実に気づいてしまったのです。

そして、真の処遇改善が行われるまでは「派遣介護士」として働くことが最強の働き方であるということを身をもって理解したのです。

派遣介護士は派遣会社に雇用されているため、万が一ブラックな職場に当たってしまったとしてもすぐに職場を変えることができます。

しかも、次の職場は登録している派遣会社のコーディネーターの方がすぐに探してくれるのです。

退職届を書いたり引継ぎをする面倒などありませんし、ハローワークに通って次の職探しをする必要もありません。

その他にも、

  • 高時給(1700円)で正社員よりも稼ぐことができる。
  • 「この職場は嫌だ!」と思ったらすぐに次に移れる。
  • サービス残業がない。
  • 各種委員会や居室担当などの責任を負う必要がない。
  • フロアミーティングや行事に参加する義務がない。
  • 自分自身で稼ぎたい額を決められる。
  • 有休が確実に消化できる。
  • 面倒くさい人間関係(派閥など)に巻き込まれにくい。
  • 施設に直接雇用されていないため意見・要望を言いやすい。
  • 問題が起きても派遣会社が対応してくれる。

こんなにも牛丼メガ盛り+卵+味噌汁+ポテトサラダ級のメリットがあるのです。

派遣介護士として働くメガ盛り級のメリットについてだけではなく、気になるデメリットについても知りたい方はコチラの記事をお読みください。

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ボク自身の派遣介護士として働いてきた実体験から、派遣介護士として働くということをフレッシュジュースのように飲みやすく=わかりやすく解説しています。

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追伸

地方で働かれている介護士の方には、

  • 「転職しろと言っても選択肢が少なすぎるんだよ」
  • 「地方の閉鎖的な環境ではどこの施設もブラックに近いんだよ」

という悩みがあるでしょう。

そんな方には東京・大都市部に出稼ぎに出ることをオススメします。

特に東京は人口が多い=高齢者の方も多い=高齢者施設も圧倒的に多いため、ブラック介護施設だけではなくホワイト介護施設も多く存在すからです。

選択肢の多い東京で「派遣介護士」として「高時給+自由度が高い」働き方をすれば、地方では考えられない高給をガッツリと稼ぐことができ、身も心も安定した毎日を送ることができるのですから。

地方に住まわれていて苦しい思いをされている介護士の方には、是非こちらの記事を読んでみてください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。