「キラキラ系介護士……まじウザい……」
進撃のキラキラ系介護士さんは職場に1人いるだけで、人間関係をブチ壊す破壊力がありますよね。
前回の記事【体験談】最強キラキラ系介護士の生々しいほどの実態|3大介護編(排泄・入浴・食事介助)に続き、今回も介護業界を腐らせる元凶ともいえる、キラキラ系介護士の生態について暴いていきます。
お疲れさまです。
40代、現役「派遣」介護福祉士の小林です。
この記事を読まれているあなたはキラキラ系介護士という非常にやっかいな存在に、泣かされ・怒りを覚え・うんざりとした経験が山ほどあるでしょう。
そんなあなたにはブラック介護施設の愚劣・劣悪運営陣の手下となり、介護業界を腐らせているキラキラ系介護士駆逐運動の流れにぜひ参加してほしいと思います。
それでは前回に続き、先輩介護士に夜勤の時に語っていただいた超キラキラ系介護士の悪の所業、有給休暇・サービス残業・パワハラ編をスタートいたします。
以下に先輩に語っていただいた体験談を、なるべく忠実に再現していきます。
「あるある!」「マジむかつくんだよ!」と思っていただけることは間違いありません。
目次
超キラキラ系介護士の悪の所業①有給休暇編
キラキラさんは有給休暇(以下「有休」)をとることを「悪いこと」だと考えてる。
そのキラキラさんの考えかた自体が、実は狂っているということがわからないんだよな。
有休の取得は労働者の権利。
基本的には申請すれば自由に取得できるんだよ。
ただ、入所介護の場合はシフト勤務だから事前に有休の申請が必要になってくるけど、本来有休を使うのを誰にも妨害する権利はない。
だから雇い主でもない、上司でもない、一介護士でしかないキラキラさんに有休の取得でどうのこうの言われる筋合いはまったくないんだよ。
なのに、ブラックな職場に思考停止状態で身も心もささげて、都合よく労働を搾取されているキラキラさんは、他の介護士が有休をとることを目の敵のように思ってる。
キラキラさんはよく「3年間1日も有休使ったことないんだよねぇ~」なんて自慢(?)する。
だけけどそれって「ワタシは思考停止状態でブラックな運営陣に都合よく搾取されている、間抜けなお人よしさんなんですよねぇ~」と自ら言いふらしていることと同じなんだよな。
さらにキラキラさんのたちが悪いのは、立場が弱い新米介護士や、気の弱い介護士に「有休なんかとるんじゃねぇぞ!」と圧力をかけるところなんだよな。
キラキラさん自身が有休を取らずに搾取される働き方を選ぶのは勝手だけど、他人に自分の愚かな考えを押し付けるのが最悪なんだよな。
キラキラさんの「有休を取らない介護士=正しい働き方をしている立派な介護士」という、とち狂った考えが介護業界のブラック化を推進しているんだということには一生気づかないんだろうな。
超キラキラ系介護士の悪の所業②サービス残業編
普通はサービス残業(以下「サビ残」)なんか絶対にしたくないよな。
だってサビ残はタダ働きなんだから。
でも志が高い(笑)キラキラさんはサビ残を率先してするんだよ。
自分の仕事が終わっていても最後まで残ろうとする。
「わたし、誰よりも介護の仕事がんばってるんです!」をアピールするために。
だから、しなくてもいい仕事までわざわざ作り出して、サビ残してる時もあったな。
で、看護部長に「遅くまで頑張ってるね」なんて声掛けをされようものなら、満面の笑みで「介護の仕事が好きなんです!」なんて答えちゃうんだよ。
ま、そんな声掛けをする看護部長も極悪ブラックだけど。
サビ残=タダ働きをする=介護の仕事に対して熱心という考え方は狂っているということに気づくこともできないんだよ。
自分大好きナルシストのキラキラさんは、自己満足の器を満たすのに一生懸命なんだよ。
他の介護士への迷惑なんてお構いなし。
まともな人間関係が築けない人が、質の高いケアなんてできるわけないんだよ。
キラキラさんが厄介なのはサビ残だけじゃない。
始業前に仕事をする、休憩時間にも仕事をするという、タダ働き大好き人間なところなんだよな。
始業前の1時間以上も前からステーションに来て、書類を作成したり催し物の準備をしたりする(「ワタシ、ご利用者様のために頑張っているんです!」アピールが凄い)。
昼休みなどの休憩時間にも「ワタシ、やらなきゃならない仕事があるから先に行くね」といって、他の介護士がまったりくつろいでいる空気をぶち壊す(親しい介護士仲間がいないからという理由もある)。
とにかく頑張って(タダ働きして)いる自分が大好きで、他の介護士への配慮なんてマッタクなしだったな。
超キラキラ系介護士の悪の所業③パワハラ編
キラキラさんは「なんでこんなに頑張っているのに認めてくれないの!」というストレスを常に抱えてる。
だから新人や気の弱い介護士をストレスのはけ口にする。
具体的には、
- 自分と同じようにサビ残・始業前の業務・休憩中の仕事を強要する。
- 有休を取らせない(有休を取ろうものならグチグチ嫌みを言う)。
- 新人指導と称してケアの大変な利用者の方ばかりを担当させる。
- 新人指導と称して利用者の方の前で大きな声で叱る。
- 催し物の準備が必要だからと休日出勤を強要する。
- 自分の思い通りに動かない新人の悪口をでっちあげて言いふらす
- 自分の言うことを聞かない「まとも」な介護士は無視する。
- 気の弱い介護職員に自分の奴隷のように接する。
- 新人介護士に大変な業務を一人でさせる……
という感じだから、せっかく入ってきた新人介護士や気が弱く優しい介護士が、キラキラ系のパワハラで辞めちゃうんだよ。
人手不足に拍車をかけていたのはキラキラ系介護士なんだよ。
マジ最悪だったよ。
キラキラ系介護士を駆逐するには、まともな介護士であるあなたが転職してしまうことが一番効果的
キラキラ系介護士をまともな考えのできる真人間に更生することなんて不可能です。
徒労です、ムダな努力です。
変わることを期待するだけムダです。
ではキラキラ系介護士を駆逐し、さらに親玉のブラック介護施設をブッ潰すにはどうしたらいいでしょうか?
まともな介護士であるあなたや他の職員がどんどん退職(転職)してしまえばいいのです。
人員基準を満たせなくし、施設運営できなくしてしまうのです。
そうすればキラキラ系介護士が活躍できるような「ブラックな職場」がなくなるからです。
キラキラ系介護士を業界から駆逐するには、ブラック介護施設をブッ潰すことが最適なのです。
キラキラ系介護士の駆逐とブラック介護施設潰しができてしまう、それがまともな介護士であるあなたの転職なのです。
転職には介護職専門の転職エージェントの利用がめっちゃ便利です
経験のある介護士であるあなたの転職で、職場探しに困る事はまずありません。
ご存知のように介護業界は人手不足であるため、経験があり即戦力となる介護士はどこでも喉から手が出るほど欲しいからです。
しかし、ここで注意しなくてはなりません。
求人情報誌を利用して一人で転職活動をおこなったり、ハローワークを利用して転職活動をおこなうことは非常に危険です。
またキラキラ系介護士がイキイキと活躍しているような、ブラックな介護の職場に転職してしまう可能性がデカいです。
その理由は、「転職先の施設の内情を知らずに、運任せで転職してしまう」からです。
せっかくキラキラ系介護士との人間関係を断ち切ったのに、また別のキラキラ系と働かなくてはならないなんて……最悪ですよね。
そんな最悪なリスクを回避する方法が、介護職専門の転職エージェントを利用して、派遣介護士として働くという方法です。
まず第一に転職エージェントを利用するれば、自分一人では知ることができない施設の内情(介護士の人間関係・介護主任の人柄・離職率・有休消化率・資格手当の額)を、専属のエージェントを通して事前に知ることができます。
つまり、キラキラ系が幅を利かせている人間関係最悪なブラック介護施設のワナにハマってしまう確率を、格段に下げることができるのです。
なので正社員としての転職成功をのぞむのであればスマイル SUPPORT 介護を利用して、フルサポートを受けながら転職活動をおこなうといいでしょう。
しかしボクとしては、まだ正社員の介護士として働くのには早いのではないかと思っています。
なぜなら、あなたもよくわかっているように、真の処遇改善がまだまだなされていないからです。
お国さんのおこなう介護の現場と乖離したマヌケな処遇改善。
処遇改善で8万円UPは介護福祉士+経験10年以上(しかも全額もらえる保証はない)って……現場の意見が全然反映知れてない……正直、「アホちゃうか?」と思いますよね。
なので、ボクも現在続けている「派遣」介護士という働き方がオススメなんです。
派遣介護士で働く利点は高い時給(1700円)+自由度の高い働き方ができるだけではありません。
「自分に合わない」と思った職場は2~3ヵ月で派遣先を変えることができるのです。
派遣先との契約を更新しないだけでOKです。
退職届を書いたり引継ぎをしたり、送別会に参加する必要などありません。
しかもあなた専属の人材コーディネーターが次の職場をすぐに探してくれるので、転職活動をしたりまた履歴書(派遣会社に登録する時のみ必要)を書いたりする必要がありません。
それだけではありません。
- 高時給(1700円)で正社員よりも稼ぐことができる。
- 「この職場は嫌だ!」と思ったらすぐに次に移れる。
- 次の派遣先をすぐに見つけてきてくれる(転職活動の面倒がない)。
- サービス残業がない。
- 各種委員会や居室担当などの責任を負う必要がない。
- フロアミーティングや行事に参加する義務がない。
- 有休が確実に消化できる。
- 面倒くさい人間関係(派閥など)に巻き込まれにくい。
- 施設に直接雇用されていないため意見・要望を言いやすい。
- 問題が起きても派遣会社が対応してくれる。
- 働きながら自分に合った職場を探すことができる。
こんなにも牛丼メガ盛り+卵+味噌汁+ポテトサラダ級のメリットがあるのです。
派遣介護士として働くメガ盛り級のメリットについてだけではなく、気になるデメリットについても知りたい方はコチラの記事をお読みください。
ボク自身の実体験から派遣介護士として働くということを、入浴後の南アルプスの天然水のように飲みやすく=わかりやすく解説しています。
ボクが現在利用している派遣会社は高待遇の求人情報を数多く取り扱っているきらケア派遣です。
きらケア介護派遣についてはこちらの記事で、利用する上でのメリットだけではなくデメリットまで詳しく解説しています。
重要なことなので繰り返しますが、介護業界においてはまだ真の処遇改善がなされていません。
正社員の介護士として働くには正直リスクが高いといえるのが現状です。
高待遇で自由度の高い派遣介護士として働きながら、真の処遇改善がされるまで待つ。
または、派遣として働きながら施設の内側から労働環境を見極め、正社員の介護士として働くだけの価値のある施設を探すという手もあります。
スマイル SUPPORT 介護で取り扱っているような一部の高待遇「正社員」介護士求人を除き、まだまだ派遣介護士としての働き方の方が圧倒的に働きやすいのが現状なのです。
まとめ
自分のやりたい仕事しかしない、実はあんまり働いていないキラキラ系介護士。
そんな最悪な介護士との人間関係をガマンして働く必要はありません。
進撃のキラキラ系介護士を駆逐し、ブラック介護施設をブッ潰すためにも、まともな介護士であるあなたは転職したほうがいいです。
2025年には34万人もの介護士が不足するといわれている、超・超高齢化社会を突き進んでいる日本において、介護士であるあなたという存在はとても貴重なのですから。
苦労すれば報わるなんて幻想です。
あなたの能力を活かし、可能性の花を咲かせ、介護士として安定した生活を獲得する未来のために転職してみませんか?
キラキラ系介護士とのうざい人間関係の鎖をブッた切って前に進む判断は、あなた自身にしかできないのです。
そしてそれは、実は思いのほか簡単なんですよ。
20以上存在する介護職専門の転職サイト・転職エージェントを徹底的に比較検討し、実際に利用した派遣会社で質の高い3社を厳選しました。
「転職エージェントはタクサンありすぎて、どこを選べばいいかわからない……」という方はぜひ目を通してみてください。