「介護の現場はブラックばっかり。転職しても意味ないじゃん……」と転職活動で失敗してしまったあなたはそう思っていますよね。
ボクも転職では大失敗をしてしまい、ブラック介護施設で地獄のような日々を送った経験があります。
ですが介護の現場のブラック化が深刻化する一方で、職員の待遇と業務の改善・ケアの質の向上に積極的なホワイトな介護施設も実は少しずつ増えてきているのです。
つまり、介護業界は「ホワイト・ブラックの二極化」が明らかに進んできているのです。
ボクも介護職専門の転職エージェントを利用することで、ブラック介護施設とは雲泥の差の、めちゃくちゃ働きやすいホワイト介護施設で安定して働くことができています。
【厳選】優良派遣会社・転職エージェント3選
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お疲れさまです。
40代・現役「派遣」介護福祉士の小林です。
こちらの記事ではブラック・ホワイト介護施設の具体的な違いと、ホワイトな職場を高い確率で見つけ出す方法について解説しています。
ブラック介護施設の劣悪な環境しか知らないあなた。
ホワイトな介護施設の働きやすさを知ったら「ウソだろ!」と思わず叫んでしまいますよ(笑)
目次
情弱な介護士ほどブラック施設で苦しみホワイトな施設で働けないという厳しい現実がある
ブラック介護施設でしか働いたことがないあなたは、「介護系の職場はどこもブラックだから転職しても意味がない」と思い込み、思考停止してしまっていませんか?
それでは決して介護士としての幸せを掴むことはできません。
まずはブラック施設とホワイト施設の給料・労働環境の具体的な違いについて知っていただきたいと思います。
ブラック介護施設の薄給+劣悪な労働環境
- 給料:手取り15~16万円(夜勤手当込み)
- 賞与:10万円以下
- 昇給:なし~500円
- 資格手当:介護福祉士=なし~2,000円
- サービス残業:平均80時間以上/月(タイムカードを押してから残業・タイムカードすらなくいまだに時代錯誤の出勤簿+ハンコ)
- 年間休日数:100日以下(年間休日数の最低ラインは105日)
- 有給休暇:まったく使えない(働き方改革で年5日取得できることを周知しない)
- 休憩時間:昼休憩=30分以下・夜勤の休憩=なし
- 新人教育制度:新人は基本放置
- 人間関係:パワハラ・セクハラ・イジメが犯罪級
……こんな職場で働き続けていたら、心も体も壊れてしまいます。
実際ボクはブラック介護施設で2年間も働いてしまい、睡眠障害(不眠)・燃え尽き症候・抑うつ状態になり、メンタルクリニックに通院するまで追い詰められました。
ホワイト介護施設の高待遇+働きやすい職場環境
- 給料:手取り25~28万円(夜勤手当込み)
- 賞与:基本給の2ヵ月分(夏冬合計:60万円以上)
- 昇給:3,000~7,000円
- 資格手当:介護福祉士=15,000~20,000円
- サービス残業:5時間以下/月(残業の申請が必要だが基本認められる)
- 年間休日数:112~120日
- 有給休暇:毎月希望休で有休を1日以上は取得できる。
- 休憩時間:昼休憩=1時間きっちり・夜勤の休憩=基本2時間
- 新人教育制度:OJTなどの新人教育制度が整っている
- 人間関係:多少のもめ事はあるが基本良好
こんなホワイトな介護の現場で働いてみたいと思いませんか?
ボクの現在の派遣先である高級有料老人ホームは、上記の条件をすべて満たしています。
介護職専門の転職エージェントに登録すれば、非公開求人の中からこのようなホワイトな職場の求人を紹介していただける確率が高いのです。
⇒ホワイトな非公開求人情報を見つけたいなら登録すべき介護職専門の転職エージェントは【スマイル SUPPORT 介護】
「派遣」介護士という働き方が最強だと思っていますが、正社員採用の声をかけていただき正直揺らいでいます……それぐらい高待遇で働きやすい環境です。
というか、これが本当は「普通」の介護士の労働環境になるべきなんですけどね。
介護の現場はブラック・ホワイトの二極化が進んでいることを知らないとバカを見る
「介護の職場はどこもブラックだから転職しても意味がない」
そう思い込んで思考停止して、ブラックな環境で「我慢厨」が正しいと働き続けているあなた。
ブラック介護施設の無能・悪辣運営陣に貴重な人生の時間と労力を搾取され、心身ともに消耗する毎日を自ら選択しているあなた。
一言いわせてください。
「そんなあなたはバカですよ!」
ホワイトな施設の存在も知らず、
- 「介護業界はどこでもブラック」
- 「みんな我慢して働いているから私もそうするしかない」
- 「仕事ってツライ思いをガマンして嫌々働くもんでしょ?」⇒思考停止の我慢厨
という情弱介護士でいる限り、あなたは介護士としての幸せを掴むことはできません。
これは断言できます。
なぜなら、ブラック介護施設の無能・劣悪運営陣は介護士の人権などみじんも考えていませんし、業務改善という面倒で金のかかりそうなことをする気などサラサラ無いからです。
ホワイト介護施設はまだ少ないため一人では見つけ出せない
介護士の多くがブラック介護施設で我慢して働き続けてしまっている理由の一つに、「ホワイト介護施設の存在を知らない」というモノがあります。
なぜ知られていないのかというと、
- ホワイトな介護施設はまだ少ない
- ホワイト介護施設の求人はコネか非公開がほとんど
この二つがあげられます。
ホワイトな介護施設はまだ少ない
介護業界では深刻なブラック化と同時に、少しずつではありますがホワイトな介護施設も増えてきてるのですが明らかに少数派です。
なので情弱な介護士は圧倒的大多数の、グレー~ブラックな介護施設の求人情報しか知ることができないのです。
実際にハローワークや求人情報誌やチラシなどに載っている求人情報は、劣悪な労働条件のため深刻な人手不足にあえいでいるところばかりです。
ホワイト介護施設の求人はコネ(人脈)か非公開がほとんど
ではどうしたら高待遇+労働環境良好なホワイト介護施設の求人情報を知ることができるのでしょうか。
まずは「コネ」です。
「うちの施設、給料良くてめっちゃ働きやすいんだけど、旦那さんの転勤で介護職に一人欠員が出ちゃうからウチで働かない?」というような、コネ(人脈)のつながりで運よく見つけ出すことができる場合。
これは運の要素が大きいので期待はできません。
もう一つは、実績のある大手の「介護職専門の転職エージェント」に登録して、(*)非公開求人情報の中にあるホワイト求人を紹介してもらう方法。
この方法ならば「優良」介護職専門の転職エージェント・派遣会社に登録することができれば、介護士ならば誰でもホワイト求人を見つけ出すことができます。
(*)非公開求人とは、好条件のため公にしてしまうと人が集まりすぎてしまうため、人選に手間暇をかけたくない。
地域内の競合介護施設・事業所に求人条件を知られたくない(質の高い人材を取られたくない)ために公にしない求人情報のことです。
介護士の勤め先によって給料の差が10万円以上違うという現実
厚生労働省発表の『賃金構造基本統計調査』では介護士の平均年収は378万円です。
平均年収推移では270~400万円となっています。
最近では経験(1年以上)+資格(実務者研修以上)のある介護士ならば、年収400万円以上の求人も普通に増えてきています。
「ウソだろ!?」と思うアナタは知らないだけなのです。
ブラック介護施設とホワイト介護施設の具体的な給料の額の違い
ブラック介護施設率の高い地方で働く介護士の給料は、いまだに生活保護レベルも多いでしょう。
東京などの大都市でも、情弱介護士狩りを目的としている極悪ブラック介護施設では、手取り15~16万円というワーキングプア(働く貧困層)レベルの求人も多くみられます。
しかしその一方で、月給27万円以上・年収400万円以上という高待遇な求人も着実に増えてきているのです。
しかしまだ数が少なく、非公開の求人である場合も多いためあなたが知らないだけなのです。
ブラック施設とホワイト施設の10万円以上の給料の差が介護職の労働環境に雲泥の違いをもたらしている
ボクは正社員・派遣介護士として6年間、特養・老健・有料と複数の介護の現場で働いてきました。
ブラック・グレー・ホワイト、様々なタイプの職場を経験してきました。
その経験からいえることは、「給料が高いところに質(人間性)の高い介護士が集まる」という当たり前の事実です。
高い給料のところには人が集まる理由は、
- 質の高い人選をしやすい
- 人間関係にトラブルが起きにくい
- 業務改善に積極的
⇒さらなるホワイト化が進む。
という好循環が生まれるからです。
ブラック介護施設とは明らか異なる好循環の内容を具体的に見ていきましょう。
質の高い人選をしやすい
人手不足が深刻なブラック介護施設の場合、人を選んで採用している余裕がありません。
なので明らかに「この人、介護職向いてないだろ!」と思うような人も入職させてしまいます。
ですがホワイトな職場の場合は退職者が少なく人手不足が大問題ではないため、じっくりと人選をおこないます。
また高待遇なため多くの募集の中から、質の高い介護職を選ぶことができるのです。
だからと言って「ホワイトな職場は少ないうえに就職成功のハードルが高いのか……」
とあきらめる必要はありません。
介護職専門の転職エージェントに登録しておけば、あなたの希望条件に合ったホワイト求人を専属のコーディネータが随時紹介し続けてくれるからです。
なので一度面接に落ちてしまっても、落ち着いて次のチャンスを慌てずに待つことができるのです。
人間関係にトラブルが起きにくい
ブラック介護施設の場合はそれこそ犯罪級のパワハラ・セクハラ・モラハラ・いじめが横行しています。
実際ボクが働いていたブラック介護施設(老健)では、「犯罪」が起きていましたから……。
厚生労働省が平成30年7月に発表した「介護労働者の雇用管理の状況について」では、介護職の退職理由の第一位が「職場の人間関係に不満があった」であることも大きくうなずけます。
ですがホワイト介護施設では質(人間性)が高い、まともな介護士が基本なので、人間関係に悩むといっても深刻ではありません。
業務改善に積極的
運営陣+介護職の質が高く、ブラック介護施設のように激務をこなすだけで疲れ果ててしまうような状態ではないため、介護職の労働環境の改善・ケアの質の向上を図るための業務改善にも積極的です。
また、運営陣・管理職とも意識が高い人が多いため、業務改善に対する勉強会もおのずと質が高くなります。
介護の現場を見ていない、机上の空論のような上っ面の業務改善提案ではありません。
かといって「利用者の方のためならサービス残業も喜んで!」というような、カン違い意識高い系の介護士も逆に少ないため、ライフワークバランス(仕事と生活の調和)を崩すことなく働くことができます。
このようにブラック施設とホワイト施設の10万円以上の給料の差が、介護職の労働環境に雲泥の違いをもたらしているのです。
介護職は、
- サービス残業ほとんどなし
- 有休も希望に合わせて消化できる
- 業務改善=業務効率化でムダに消耗することがない
- 人間関係に悩むことも少ない
- 介護士として質の高いケアを提供できる
という給料以外の「働きがいのある職場」を手に入れることができるのです。
その結果、利用者の方も心身ともに落ち着いた介護士から、質の高いケアを受けることができるのです。
介護士&利用者の方ともwin&winの快適な介護施設の環境が出来上がるのです。
ブラック介護施設でしか働いたことがないあなたには想像できないことでしょう。
ですがこれだけ介護業界はブラック介護施設とホワイト介護施設との二極化が激化しているのです。
次の項目では、数少ないホワイト介護施設を見つけ出す効率的な方法として、介護職専門の転職エージェントに登録して派遣介護士として働くという方法を具体的に解説していきます。
働きながらホワイトな職場を探せる「派遣」介護士という高待遇+自由度の高い働き方
「正社員」介護士は施設に直接雇用されるため、ある意味いいなりで働かなくてはなりません。
雇用者である運営陣が上で介護士が下という主従関係が出来てしまいます。
ですが「派遣」介護士は登録した派遣会社の社員であるため、施設とは間接雇用=対等な関係です。
なのでサービス残業の強要などの無理難題を押し付けられることはありません。
万が一そのようなことになったら速攻で派遣会社に通報すればいいのです。
派遣会社から厳重注意が派遣先の施設に入るため、安心して働くことができるのです。
他にも「派遣」介護士として働くメリットはたくさんあります。
- 高時給(1700円)でガッツリと稼ぐことができる。
- 「この職場は嫌だ!」と思ったらすぐに次に移れる。
- サービス残業がない。
- 各種委員会や居室担当などの責任を負う必要がない。
- フロアミーティングや行事に参加する義務がない。
- 自分自身で稼ぎたい額を決められる。
- 有休が確実に消化できる。
- 面倒くさい人間関係(派閥など)に巻き込まれにくい。
- 施設に直接雇用されていないため意見・要望を言いやすい。
- 問題が起きても派遣会社が対応してくれる。
- 働きながら自分に合った職場を探すことができる。
こんなにも牛丼超特盛り+卵+味噌汁+ポテトサラダ級のメリットがあるのです。
派遣介護士は派遣会社に雇用されているため、万が一ブラックな職場に当たってしまったとしてもすぐに職場を変えることができます。
しかも、次の職場は登録している派遣会社のコーディネーターの方がすぐに探してくれるのです。
退職届を書いたり引継ぎをする面倒などありませんし、ハローワークに通って次の職探しをする必要もありません。
派遣介護士として働くメガ盛り級のメリットについてだけではなく、気になるデメリットについても知りたい方はコチラの記事をお読みください。
ボク自身の派遣介護士として働いてきた実体験から、派遣介護士として働くということを入浴後のビールのように飲みやすく=わかりやすく解説しています。
現役「介護福祉士」がオススメする介護職専門の転職エージェント3選
「派遣介護士として働くメリットは分かったけど、どこの派遣会社・転職エージェントに登録すればいいの?」
と不安になりますよね。
でも大丈夫です。
ボクが実際に登録・利用した派遣会社5社+20以上存在する転職エージェントを徹底的に比較検討した結果から選び抜いた3社をご紹介します。
【厳選】優良派遣会社・転職エージェント3選
★大手の派遣会社で安定して働きたいなら【かいご畑】 ★正社員にこだわるなら【スマイル SUPPORT 介護】 ★高待遇の派遣なら【きらケア介護派遣】 |
かいご畑
かいご畑は介護業界での派遣ランキングでは常に上位に君臨している、大手の優良派遣会社です。
・安心の大手企業
・取り扱う求人数が多い
・日本全国ともいえる対応地域
・無料で介護の資格を取得できる
・コーディネーター質が高い(全員が有資格者)
・コーディネーターが介護業界に精通している
・(*)厚生労働大臣の認可を受けている
(*)全国8万以上の業者のうち、160社しか認められていない「優良派遣事業者認定」に認定されているのです。
かいご畑は転職サービスで0.2%しかない国から「優良」と認められている転職支援サービスなのです。
かいご畑は20~50代、介護職初心者~ベテラン介護士まで、幅広い層に対応しています。
介護の資格を持っていない方にも、本来ならば10~20万円もの受講費用が必要な実務者研修を無料(0円!)で取得できてしまう、キャリアアップ応援制度があるのでとても安心です。
ボクも奥さん(デイケア勤務)も大変お世話になった、かいご畑の利用は介護職の派遣の王道といっていいでしょう。
かいご畑についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みください。
スマイルSUPPORT介護
「派遣」介護士の王道がかいご畑ならば、「正社員」介護士の転職の王道と言えるのがスマイルSUPPORT介護です。
ボクは派遣として働きながら自分に合った職場、働き方を選ぶのが最善だと思うのですが、中にはどうしても「正社員」としての転職成功を希望される方もいるでしょう。
そんな方にオススメなのがスマイル SUPPORT 介護なのです。
・安心の大手企業
・利用者満足度96.7と高い
・取扱求人数が非常に多い(とくに首都圏は最大級)
・日本全国の求人に対応
・コーディネーターの質が高い
求人数・対応地域はスマイルSUPPORT介護がダントツに優れています。
また、運営会社が介護業界大手の長谷川ホールディングスという点も安心して利用できる要因です。
ですが、かいご畑のような資格が無料で取得できてしまえるような制度はありません。
ボクの周りでも正社員介護士としての転職成功率が高いのが、スマイル SUPPORT 介護なのです。
スマイルSUPPORT介護についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みください。
きらケア派遣
ボクが現在利用しているのが、1700円という圧倒的な高時給で働くことができるきらケア派遣です。
きらケア派遣の特徴はなんといっても、高時給の求人取り扱いに特化しているということです。
その他のきらケア派遣に登録するメリットは、
・安心の大手企業
・高待遇の非公開求人取り扱いに特化している
・無料で介護の資格を取得できる制度がある
・コーディネーターの質が高い
・無資格の方向けの求人も充実している
ただし、地方の小都市にはまだ対応をしていないため、首都圏や大都市以外の地方にお住いの方は「求人がない……」「派遣先がない……」ということもあるため注意が必要です。
なので、かいご畑ときらケア派遣の二つに登録して、求人の質・コーディネーターとの相性などを比較検討しながら派遣先を探すのが賢い方法と言えます。
すべてのサービスの利用は無料ですし、30秒~1分程度で簡単に登録できますので手間はかかりませんよ。
きらケア派遣について詳しく知りたい方は、コチラの記事をお読みください。
まとめ
介護業界は「深刻なブラック化が進行していると同時に、ホワイト化に積極的な職場も増えてきている」という二極化状態にあります。
ブラック介護施設で我慢して働き、搾取され続け、絶望しかない未来に向かって生きるなんてバカげています。
経験のある介護士のあなたでしたら、ホワイトな環境で働ける可能性は十分にあります。
ブラックな環境で働き続けても報われることは決してありません。
心と体壊れてしまう前にさっさと退職・転職すべきなのです。
ホワイトな環境で働き、幸せになる権利をあなたは十分に有しているのですから。
【厳選】優良派遣会社・転職エージェント3選
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