介護職の98%が利用者からの暴言・暴力を受けた経験があるという報告があります。
「認知症の利用者からの暴言・暴力が野放しにされていてもう限界……」
介護職が認知症の方の排泄介助や入浴介助のケアをおこなおうとしてもかたくなに拒否をされ、暴言・暴力を振るわれてしまうことって結構ありますよね。
ブラックな介護施設ほどそんな状況が放置され、「介護職なんだからガマンして当然」なんて悪しき風潮が蔓延してしまっています。

世間一般には「介護士の利用者の方に対する暴言・暴力」ばかりが取り上げられていています。
実はその何倍も介護職の方が被害を受けているというのに……。
バリデーション・ユマニチュードなどの認知症に方々に対するアプローチ方法があるけれど、それではどうにもできない「現実」が実際にはあるんです。
この記事では利用者からの暴言・暴力に苦しんでいる、キレイごとや理想論では済まされない介護士としてのリアルな現実問題について世間に提言していきます。
目次
介護の現場ではキレイごとや理想論ではどうにもできない利用者からの暴言・暴力問題がある

ブラックな介護の現場ほど利用者からの暴言・暴力(ハラスメント)問題が深刻です。
その理由は、
- 慢性的な人手不足のため余裕を持った対応ができない
- 施設側が業務改善に対して興味がない
- 施設側が介護士を守ろうという立場にいない
という状態であるからです。
だから、
- 「バリデーションやユマニチュードなどの認知症に方々に対するアプローチ方法を使って、じっくりと時間をかけて利用者の方に接してください」
- 「認知症の利用者の方々一人一人の訴えに傾聴し、個性を尊重した対応をしてください」
なんてことはできるわけがないのです。
ハッキリ言ってキレイごとの理想論です。
ブラック介護施設ではやりたくてもできないのです。
圧倒的に人手が時間が足りないのです。
それでも、サービス残業を80時間/月にやって、有休もまったく消化せず、それどころか休日出勤もして、認知症の利用者の方々の人権を尊重したケアをすべきだというのでしょうか?
それは毎日の激務に身も心も疲れ果てている介護士に「死ぬまで働け!」と言っているようなものです。
でも、世間の風潮はそんな介護士の現状をまったく知らないため、「介護士の質が低い」「介護士はもっとマジメに働け」なんて言ってしまえるのでしょう。
介護業界はまだまだブラックな職場が多いのが現状なのです。
そのことを知らない無責任な介護業界外の人々が、「介護士の仕事なんだから認知症の方からの暴言・暴力には耐えて当たり前だろ?」なんて言えてしまうのです。
人手不足・家族からのクレームが介護士を追い詰めている

ブラックな介護施設では慢性的な人手不足のため常に激務です。
食事介助・入浴介助・排泄介助・レクリエーション・シーツ交換・入退所のオリエンテーションなどなど、時間内に回さなくてはならない業務がパンパンに詰まっています。
忙しくない日なんてありません。
なのに、シフトは毎日といっていいほど「人員不足」状態です。
人手が足りないため、早番2人のところを1人で担当、日勤3人のところを1人で担当。
最悪は夜勤(16時間勤務)2人のところを1人で勤務⇒休憩時間なしでも回せないため、排泄介助の時だけ他のフロアの介護士がヘルプに来るという地獄勤務……こんな状態では、傾聴などできるわけがないんです。
介護士の頭の中は「なんとかして業務を回さなくてはならない!」という焦りで一杯一杯なのです。
さらに追い打ちをかけるのがモンスタークレーマー家族の存在です。
ブラック介護施設ではモンスタークレーマー家族が野放し状態であるため、すでに限界状態の介護士に追い打ちをかけるかのように理不尽なクレーム攻撃を仕掛けてくるのです。
- 私の父だけ特別扱いしろ!
- 便失禁があったら入浴日以外でも入浴させろ!
- 買い物に行きたいから送迎車で送迎しろ!
- 俺が作った介護計画書通りにうちの母のケアをしろ!
もう介護士の身も心も限界破裂状態です。
モンスタークレーマー家族の最悪な実態についてはこちらの記事で詳しくまとめています。

モンスタークレーマー家族だけではありません。
一般的なご家族の方からも「ケアの質が低い」というクレームが入ります。
当然のことです。
なぜなら本来は人手不足で回すことができない業務を、ゴリ押しで無理やり回している状態なのですから。
これがブラック介護施設の悲惨な現状なのです。
介護の現場が慢性的な人手不足なっている大きな要因の一つが放置されてきた利用者からの暴言・暴力問題

世間一般には介護士の利用者の方に対する暴言・暴力問題ばかりが取り上げられています。
もちろんこれは許されることではありません。
ですが、閉ざされた介護の現場では、介護士が利用者から受ける暴言・暴力問題の方が何倍~何十倍も多いのです。
その介護士の悲惨な状況についてはほとんど報道されません。
悪者は常に「介護士」です。
これでは介護業界で働きたいと思う人が減るばかりなのは当たり前です。
厚生労働省も平成31年4月10日に「介護の現場におけるハラスメント対策マニュアル」を出しましたが、いまさらかよと思うぐらいの遅さです。
もう、暴言・暴力に疲れ果てた多くの介護職員は、介護の現場から去ってしまっているのですから。
介護士実際に受けている利用者からの暴言・暴力の事例

ボクがブラック介護施設(老健)勤務時代に実際に目にしてきた、認知症の利用者からの暴言・暴力の事例です。
- 更衣介助の時に髪をつかまれむしり取られる。
- 食事介助時に「死ねっブス!」と暴言とツバを吐かれる。
- ベッドから車いすへの移乗介助時に腕や肩を血が出るほど噛みつかれる。
- オムツ交換時に「殺される!」と大騒ぎをされる。
- トイレ介助時に顔を殴られ脳しんとう(介護士が転倒)。
これはほんの一部にしかすぎません。
介護施設ではこんなことは当たり前に起きているのです。
激務に加えこんなストレスにも常にさらされているのです。
でも、ブラックな介護施設では対策を練られることはありません。
「介護士なんだからそれぐらい我慢しろ」としか言えない、アホな運営陣に介護士は搾取されるだけなのです。
介護士が守られることはないのです。
心を病むまで追い詰められる前に、自分自身でこの状況をどうにかするしかないのです。
介護士が利用者からの暴言・暴力問題から守られない時にはどうすべきか

ブラック介護施設では介護士が守られることは決してありません。
業務改善をして介護職が少しでも働いやすい労働環境にすることに、まったく興味がありません。
介護士は使い捨てで、守る必要なんてないと考えているのですから。
心と体が悲鳴を上げる前に、病んでしまう前に転職してください。
経験のある介護士であるあなたでしたら、転職先に困る事はまずありません。
それどころか、質の高い介護職専門の転職エージェントを利用すれば、高待遇+労働環境良好なホワイト介護施設で働くことも可能なのです。
あなたを守れるのはあなた自身しかいないのです。
厳しい言い方ですが、ブラックな環境でもガマンして働いてしまうあなたがいるから、ブラック介護施設はのさばり続けてしまうのです。
介護士のことなどまったく考えない、保身しか考えていない運営陣が経営するブラック介護施設なんてぶっ潰してしまえばいいのです。
そのような強硬手段に出ない限り、介護業界のホワイト化は遅々として進まないのです。
お国はのんびり過ぎる、間抜けな処遇改善しか行わないのです。
質の高い介護職専門の転職エージェントを利用して、介護士として安定して安心して働き続けることができる生活を手に入れてください。
転職エージェントの利用方法・受けることのできるサービスの種類については、コチラの記事で分かりやすくまとめていますのでお読みください。

【目的別】安心して利用できる介護職専門の転職エージェント3選

「転職エージェントを利用したほうがいいことは分かったけど、タクサンありすぎてどれを選べばいいかわからない……」
と、はじめて転職エージェントを利用する方はとまどいますよね。
ここでは、ボク自身が20以上の転職エージェントを徹底検証し、5つの派遣会社に実際に登録してきた結果から、安心して利用することができるものを3つご紹介します。
なぜ3つなのかというと、介護職専門の転職エージェントといえどもそれぞれに個性=得意・不得意分野があるからです。
あなたに合った転職エージェント選んでいただくために、「目的別」に優良転職エージェントをご紹介します。
【厳選】優良派遣会社・転職エージェント3選
★高待遇の派遣なら【 ★正社員にこだわるなら【 ★無資格での転職なら【かいご畑 |

それそれの介護職専門の転職エージェントについては、コチラの記事で解説していますので、利用する前にもっと詳しく知りたい方はご一読ください。

ブラック介護施設での利用者からの暴言・暴力で身も心も消耗してしまっているあなた。
もう頑張る必要はないのです。
転職をして、新しい職場でのびのびと働くための第一歩を踏み出してみてください。
転職エージェントに登録すればあとは流れに乗っていくだけなのですから。
まとめ
理想論やキレイごとでは対処することができない、ブラック介護施設での利用者からの暴言・暴力問題。
「介護職なんだから耐えて当たり前だろ!」という狂った考えに洗脳されていては、あなたの貴重な人生は消耗していくだけです。
ブラック介護施設ではあなたは守られることはありません。
あなた自身の人生を取り戻すために、退職してください。
そして、質の高い介護職専門の転職エージェントを利用して、高待遇+働きやすい環境を手に入れてくださ。

ちなみにボクは「派遣」介護士という働き方を選択し、高待遇+自由度の高い働き方を手に入れ、非常にストレスの少ない生活を手に入れることができました。
ボクは以前は常勤(正社員)の介護士として働くことにこだわっていました。
ですが、「直接雇用の常勤(正社員)介護士は圧倒的に搾取されやすい立場にある」という事実に気づいてしまったのです。
そして、真の「処遇改善」が行われるまでは「派遣」介護士として働くことが最強の働き方であるということを身をもって理解したのです。
派遣介護士は派遣会社に雇用されているため、万が一ブラックな職場に当たってしまったとしてもすぐに職場を変えることができます。
しかも、次の職場は登録している派遣会社のコーディネーターの方がすぐに探してくれるのです。
退職届を書いたり引継ぎをする面倒などありませんし、ハローワークに通って次の職探しをする必要もありません。
その他にも、
- 高時給(1700円)でガッツリと稼ぐことができる。
- 「この職場は嫌だ!」と思ったらすぐに次に移れる。
- サービス残業がない。
- 各種委員会や居室担当などの責任を負う必要がない。
- フロアミーティングや行事に参加する義務がない。
- 自分自身で稼ぎたい額を決められる。
- 有休が確実に消化できる。
- 面倒くさい人間関係(派閥など)に巻き込まれにくい。
- 施設に直接雇用されていないため意見・要望を言いやすい。
- 問題が起きても派遣会社が対応してくれる。
- 働きながら自分に合った職場を探すことができる。
こんなにも牛丼超特盛り+卵+味噌汁+ポテトサラダ級のメリットがあるのです。
ちなみに、ボクが現在利用している優良派遣会社はきらケア介護派遣です。
派遣介護士として働くメガ盛り級のメリットについてだけではなく、気になるデメリットについても知りたい方はコチラの記事をお読みください。
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ボク自身の派遣介護士として働いてきた実体験から、派遣介護士として働くということを入浴後のビールのように飲みやすく=わかりやすく解説しています。
ブラック介護施設は決して介護士であるあなたのことを守ってはくれません。。
便利なサービスを賢く利用して、あなたの人生を明るい方へと方向転換すべき時はいまなのではありませんか?

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