介護職専門の転職「サイト」を利用すると転職を失敗してしまう理由はただ一つ。
求人探し・見学・応募・面接という転職活動のすべてを「一人」でやらなくてはならないからです。
「転職を成功させたいならば、介護職専門の転職サイトを利用したほうがいいって聞いてたけど……ダメなの?」
あなたはそう思われましたよね?
答えは「YES」なのです。
「は?このブログでもさんざん転職サイトを利用しろって書いているのにオカシイだろ!」
チョットまってください。
ボクは介護職専門の転職「エージェント」を利用することをオススメしているのです。
「は?……サイトとエージェント、なにが違うの?」
そう思われる方がほとんどなのではないでしょうか。
ボク自身もはじめはよくわからずに利用していました。
介護士としての転職を絶対に成功させたいと考えているあなた。
転職「サイト」と「エージェント」は全く別物であることを知ってください。
お疲れさまです。
40代、現役「派遣」介護福祉士の小林です。
この記事では介護士の転職を成功させるためには転職サイトではなく、転職エージェントを利用すべきである具体的な理由が簡単にわかるように解説しています。
【厳選】優良派遣会社・転職エージェント3選
★高待遇の派遣なら【きらケア介護派遣】 ★正社員にこだわるなら【スマイル SUPPORT 介護】 ★無資格での転職なら【かいご畑】 |
まずは転職サイトと転職エージェントのサービス内容の違いを理解してください。
その後に、
- 転職サイトの利用では転職を失敗してしまう確率が高い理由
- 転職エージェントはどこを利用すれば良いのか?
を20以上の転職サイト・エージェントを徹底的に比較検討してきたボクが、わかりやすく解説します。
一日でもはやくブラックな介護施設から転職したいと切望しているあなた。
まずこの記事をお読みください。
転職サイトとエージェントではサービス内容が異なる
転職サイトと転職エージェント、それぞれが提供するサービス内容について解説します。
転職サイト |
求人探し・応募・面接・待遇面の交渉などをすべて一人でおこなう。 |
転職エージェント |
専属の人材コーディネーターが転職活動すべてをサポートしてくれる。 |
ということになります。
もう少し詳しく解説すると、転職サイトは各介護施設や事業所から依頼された求人情報をサイト上に「掲載する」のが主なサービスです。
つまり、ネット上の求人情報誌のような役割なのです。
転職サイト上の求人情報からあなた自身が希望に合ったものをピックアップ、応募し、面接を受け、待遇面の交渉をおこなうのです。
転職エージェントの場合は登録すると、あなた専属の人材コーディネーター(キャリアアドバイザー)が付きます。
コーディネーターの方に転職の希望条件を伝えれば、あなたは待っているだけでいいのです。
希望に合った求人情報をメールや電話で随時報告してきてくれるのです。
それだけではありません。
- 履歴書の書き方の指導
- 面接時の同行
- 待遇面の交渉
- 就業後の悩みや相談などのアフターフォロー
すべて「無料」でおこなってくれるのです。
しかも、求人情報だけではわからない、各施設の施設長の人柄・介護士間の人間関係・離職率・有休消化率などの内情まで教えてくれるのです。
文章だけだと比較しにくいと思うので表にします。
転職プロセス | 転職エージェント | 転職サイト |
求人の情報収集 | コーディネーターから紹介 | 自分でおこなう |
転職活動の進め方 | コーディネーターと相談 | 自分の判断 |
履歴書作成 | コーディネーターが添削・指導 | 自分一人で作成 |
面接対策 | コーディネーターと練習・指導 | 自分で考える |
求人への応募・連絡 | コーディネーターが代行 | 自分で対応 |
面接 | コーディネーターが同行 | 自分一人 |
待遇面の交渉 | コーディネーターが代行 | 自分で対応 |
入職日の調整 | コーディネーターが代行 | 自分で調整 |
介護職専門の転職サイトと転職エージェントでは、これだけサービス内容が異なるのです。
転職サイトを利用しての転職はある意味ギャンブルです。
しかも勝率(成功率)が極めて低い。
あなたも痛感されていると思うのですが、介護業界はまだまだブラックなところが多いのが現状です。
それなのに求人募集先の内情も知らずに、ヤミクモに転職活動をすることは無謀と言っても言い過ぎではないでしょう。
ボクが転職サイトを利用しての転職では、失敗してしまう確率が高いという理由がお分かりいただけたと思います。
介護職専門の転職エージェントのメリットとデメリット
介護士の転職に優れたサービスを提供する介護職専門の転職エージェント。
ですがメリットだけではなく、知っておかなくてはならないデメリットがあることも事実です。
転職エージェントの6つのメリット
- 自分の希望・スキルに合う求人を紹介してくれる
- 非公開求人の情報を知ることができる
- 施設の内情や環境を事前に確認できる
- 履歴書の添削や面接のアドバイスを受けられる
- 施設見学・面接日の日程調節を代行してくれる
- 基本給・資格手当の額など待遇面の交渉を代行してくれる
この6つのメリットについて具体的に解説します。
自分の希望・スキルに合う求人を紹介してくれる
給料の額・通勤時間・年間休日数・有休の取得率など、あなたが希望する転職条件をエージェントに伝えればあとは待つだけです。
しかも、電話やメールで提示された求人情報が「ちょっと違うかも……」と思った場合は、何度でもチェンジ可能です。
あなたが納得のいく求人が見つかるまで待てばいいのです。
また、あなたの介護士としての経験や取得している資格、スキルを考慮して、あなたにとってbestな求人情報の提案もしてくれます。
転職を決断したあなたはある意味追い込まれた状態であるため、冷静な判断ができなくなっているかもしれません。
そのような場合でも客観的なアドバイスをコーディネーターの方がしてくれるので、転職で失敗してしまう確率を下げることができるのです。
働きながら自分一人で転職活動をおこなうのは正直大変です。
そんな大変さを軽減するために生まれたのが転職エージェントというサービスの形なのです。
非公開求人の情報を知ることができる
非公開求人情報とは、新聞の折り込み求人広告や求人情報誌・ハローワークなどの一般には出回らない求人情報のことです。
転職エージェントにもよりますが、取り扱う求人情報の半分以上が「非公開」のモノであることがほとんどです。
そして非公開求人情報の多くが「高待遇」なのです。
なぜ非公開求人は高待遇なものが多いのか?
その主な理由は大きく分けて「じっくりと質の高い人材を探したい」「すぐに人手が欲しい」の2つです。
注意点として非公開求人でも「すぐに人手が欲しい」ところは、慢性的に人手不足=ブラック介護施設である可能性もあるということ。
コーディネーターに「なぜ非公開求人なのか?」を必ず確認をしましょう。
施設の内情や環境を事前に確認できる
一人での転職活動やハローワークを利用しての転職では、転職先の内情を知ることはできません。
施設長の人柄・職場の雰囲気・施設の設備・離職率などは、活字だけの求人情報では知ることができないのです。
そして、その情報(内情)こそが、転職を成功させるカギだともいえるのです。
いくら提示されている月給が高くても、人間関係最悪で退職者が後を絶たないようなところでは、絶対に働きたくないですよね。
というか、それでは転職失敗です。
そのようなドツボにハマらないためにも、コーディネーターからの内情の情報収集ができるということは、大きなアドバンテージ(有利)となるのです。
履歴書の添削や面接のアドバイスを受けられる
介護業界はご存知のようにブラックなところがまだまだ多いのが現状です。
なのでホワイトなところは求人がでても競争率が非常に高く、すぐにウマってしまいます。
高待遇で労働環境良好なホワイトな施設で働くためには、あなた一人の転職活動では限界があります。
まずは第一関門である書類審査を通過するための履歴書の書き方を知る必要があるのです。
また、書類審査を通っても、肝心の面接であなたの介護士としての実力を上手く伝えることができなかったら意味がありません。
履歴書の添削や面接時のアドバイスも、コーディネーターから無料で受けることができるのです。
ホワイトな介護施設で働くことができる確率をより高めることができるのです。
施設見学・面接日の日程調節を代行してくれる
働きながらの転職活動。
介護職はシフト制なため、施設見学や面接の日程調整の電話連絡の時間を確保するのも正直大変です。
しかも、他の介護士にバレないように転職活動をする場合は注意が必要ですし面倒です。
ですがあなたの都合のいい日時を伝えれば、日程調整はコーディネーターがシッカリとおこなってくれるので楽でありながら確実です。
基本給・資格手当の額など待遇面の交渉を代行してくれる
よほど場数を踏んでいる人か、肝がすわっている人でない限り、自分一人で施設側の運営陣に対して待遇面の交渉を上手く行うことはできないでしょう。
とくに日本人は「お金(給料)」についての交渉事が下手です。
でも、給料の額に不満を持ったまま転職はしたくない。
- 「あと2万円基本給UPして欲しい……」
- 「介護福祉士の資格手当を5千円から1万円にして欲しい」
そんなあなたの心の声をあなたにかわってコーディネーターが代弁、代行してくれるのです。
介護職専門の転職エージェントを利用した場合の具体的な流れは、コチラの記事で解説しています。
転職エージェントの3つのデメリット
- コーディネーターと合わない場合がある
- コーディネーターの情報がすべて正しいわけではない
- 自分のペースで転職活動が行いないことがある
この3つのデメリットについても具体的に解説します。
コーディネーターと合わない場合がある
基本的に介護系の資格を所有している方がコーディネーター業務をしています。
ですが登録する転職エージェントによっては、介護の資格すら所有せず、介護業界についての知識が薄い方がいることも事実です。
ボク自身も「この人、大丈夫か……?」と思った経験があります。
また、人間同士の関係性のためどうしても「ウマが合わない」という場合もあります。
- 「熱心にサポートしてくれてはいるんだけどなんか違う……」
- 「マジメなのはわかるんだけど意見がかみ合わない……」
ということがないとも限りません。
このような場合でも大丈夫です。
ガマンして同じコーディネーターと関係を続けていく必要はありません。
登録した転職エージェント会社に電話orメールをして、担当の変更をお願いすればいのです。
なので安心してください。
コーディネーターの情報がすべて正しいわけではない
コーディネーターの仕事は介護士を必要としている法人や企業に人材を紹介することです。
介護士を紹介することによって「紹介料」が発生し、転職エージェント運営会社としての利益がでるのです。
なのでコーディネーターによっては自身の業務成績を伸ばすために、介護士の転職希望条件に合わないような職場を紹介することもあり得ます。
なのであなたからも「基本給・資格手当の額・年間休日数・有休取得率」を再度確認する、真剣な姿勢が必要です。
人間関係は呼応(こおう)なので、コーディネーターに手抜きの仕事をさせないためにも、あなた自身の「転職を成功させたい!」という熱意と真剣さが必要だといえます。
自分のペースで転職活動が行えないことがある
転職エージェントは転職サイトと違い、自分のペースでのんびりと転職先を探す……という訳にはいきません。
コーディネーターは介護士を必要とする法人や企業に人材を紹介することが仕事です。
なので、あなたの転職希望条件に合うと思われる求人情報を、電話やメールで積極的に紹介してきます。
- 転職活動に前向きで、優良な求人情報をシッカリと収集したい方。
- 一日でもはやくブラックな介護の職場から抜け出したいため、転職活動に真剣な方。
そのような方には問題がないと思います。
ですがとりあえず転職活動をしておこうかな……レベルの方には、あまり向いていないかもしれません。
「人にせかされるのは嫌だ!」「マイペースにのんびりと転職先を探したい」という方は介護職専門の転職サイトカイゴジョブアカデミーに登録するといいでしょう。
人にせかされることなく、あなた自身のペースで求人情報を探すことができます。
介護士の転職にオススメな転職エージェント3選
転職エージェントにはそれぞれに個性・向き不向きがあります。
あなたの介護士としての経験・保有資格・転職希望条件に合ったエージェントを選ばないと「なんか違う……」「転職活動が進まない!」ということにもなりかねません。
そこで、ボク自身が20以上の転職サイト・エージェントを実際に登録・検証した経験から選び抜いた3つのエージェントを紹介します。
【厳選】優良派遣会社・転職エージェント3選
★高待遇の派遣なら【きらケア介護派遣】 ★正社員にこだわるなら【スマイル SUPPORT 介護】 ★無資格での転職なら【かいご畑】 |
ガッツリと稼げて自由度の非常に高い「派遣介護士」という働き方を選択するならば「きらケア介護派遣」を選ぶべき
ボクは現役「派遣」介護福祉士として働いています。
以前は正社員の介護士として働いていましたが、派遣介護士として働く旨味を知ってからは、派遣介護士として働き続けています。
- 高時給(1700円)でガッツリと稼ぐことができる。
- 「この職場は嫌だ!」と思ったらすぐに次に移れる。
- サービス残業がない。
- 有休が確実に消化できる。
- 面倒くさい人間関係(派閥など)に巻き込まれにくい。
- 施設に直接雇用されていないため意見・要望を言いやすい。
- 問題が起きても派遣会社が対応してくれる。
- 働きながら自分に合った職場を探すことができる。
こんなにも牛丼メガ盛り+卵+味噌汁+ポテトサラダ級のメリットがあるのです。
派遣介護士として働くメガ盛り級のメリットについてだけではなく、気になるデメリットについても知りたい方はコチラの記事をお読みください。
ボク自身の派遣介護士として働いてきた実体験から、派遣介護士として働くということを入浴介助後のアクエリアスのように飲みやすく=わかりやすく解説しています。
少しずつホワイトな介護の現場も増えてきていますが、まだまだブラックなところが多いのが現状です。
国が介護職の処遇改善にようやく乗り出しましたが、まだまだ「アホちゃうか?」という改善しかなされていません。
なので、ボクはもっと介護士としての社会的地位が向上し、賃金がUPするまでは、派遣介護士として働く方法が賢い選択だと思っています。
派遣介護士として働くうえで誰もが重要視するのが「時給」です。
きらケア介護派遣は時給1700円という高待遇求人を数多く取り扱っています。
ボク自身も現在きらケア介護派遣に登録し高級有料老人ホームで働いています。
高待遇なだけではなく労働環境もホワイトなので、契約を更新し続けています。
施設長からは正社員採用の話も頂いているのですが……まだ早いかな……?と悩んでいます。
派遣介護士として働いていると、正社員採用の話を頂くことが当たり前にあります。
なので、派遣介護士として働いてその職場の内側からよく観察し、「正社員として働くべきか?」をジックリと考えることができるのも魅力の一つです。
きらケア介護派遣について実体験に基づいた詳しい解説は、こちらの記事をお読みください。
介護職員初任者研修以上の資格を保有していて「正社員」としての転職成功を希望するならスマイルSUPPORT介護
スマイルSUPPORT介護の強みは、他の転職エージェントよりも圧倒的に「正社員」採用の求人情報をメインに取り扱っているところです。
また取り扱い求人数も9万5千件以上と10万件に近い最大級クラスなのです。
取り扱う求人数が多いということは、それだけあなたの細かい希望条件にもあった求人を見つけられる可能性も高いということです。
取り扱う求人情報の中には、
- 月給:34万円以上
- 年間休日数:123日
- 有休消化率:100%
というモノも事実として存在しています。
スマイル SUPPORT 介護についてメリットだけではなくデメリットについても詳しく解説した記事はコチラです。
ただし、無資格での転職を希望されている方には向いていません。
無資格の方対象の求人情報方もありますが正直数が少ないです。
無資格での転職成功を希望される方は、次の「かいご畑」を利用することをオススメします。
無資格でもあきらめる必要はありません!無資格での転職に特化した「かいご畑」がありますから
上記のスマイルSUPPORT介護とは正反対の、「無資格」の方向けの求人情報取り扱いに特化している転職エージェントが「かいご畑」です。
さらにかいご畑の凄いところは、本来ならば10~20万円もの受講費用が必要となる、介護職員初任者研修・実務者研修を「無料」で取得できてしまうキャリアアップ応援制度があるところです。
ブラックな職場から脱出できるだけではなく、無料で資格が取得できてしまうのです。
「転職したくてたまらないけど、資格がないからムリ……」
とあきらめる必要がないのです。
無資格での転職組の心強い味方、かいご畑のメリットだけではなくデメリットについても詳しく解説した記事はコチラです。
まとめ
介護士として転職を成功させたいならば介護職専門の転職サイトではなく、転職エージェントを選ぶべきなんです。
ハローワークを利用したり一人でヤミクモに転職活動をしても、またブラック介護施設のワナに自らハマっていくようなものです。
無料で介護業界の内情に詳しい、専属の人材コーディネーターのフルサポートを受けるメリットは、デメリットを凌駕する魅力があります。
一人で頑張ろうとしないでください。
あなたは超・超高齢化を突き進む日本社会において、とても貴重な介護士という存在なのですから。
ホワイトな職場でガッツリと稼ぎながら生き生きと働いてください。
ブラックな職場でガマンして働き続ける必要なんてないのです。
一日も早く退職してください。
ブラックな介護施設はどんどんブッ潰していくべきなのですから。
「そんなこと言ってもパワハラ的な引き止めにあってすぐに辞めれないんだよ!」
という悩みがある方には「退職代行サービス」があることを知ってほしいのです。
退職代行サービスはあなたにかわって退職時の面倒をすべて代行してくれて、即日退職を可能にしてくれるめちゃくちゃ便利なサービスなのです。
退職代行サービスは最近テレビ(NHKの「クローズアップ現代+」など)でも取り上げられるほど注目度が上がってきています。
その中でも、低価格・定額制で利用価値が高い退職代行サービスSARABA(さらば)について徹底的に調べて解説した記事はコチラです。
あなたのちょっとした行動が、未来をめちゃくちゃ大きく左右するのです。
あなたの未来を変えることができるのは、あなた自身だけなのです。
目の前のチャンスをつかみに行ってみませんか?