介護士の人間関係

介護職のイジメはブラックな職場ほど多いのは当たり前なんです!

ブラック介護施設ほど介護職の陰湿なイジメ問題は多発する

「介護職のイジメってブラックな職場ほど多くて陰湿……」

ボク自身2年間「超」が付くぐらいのブラック介護施設(老健)で働いた経験がありますが、イジメは最悪に多かったです。

激務にくわえ陰湿ないじめが横行……最速半日で、アッという間に人が辞めていく職場でした。

ラックな介護施設ほどイジメが起こる環境なんです。

介護士の苦しみ

 

もしもあなたがイジメの対象になってしまっても、あなた自身を責める必要はまったくありません。

なぜなら、激務+劣悪な労働環境の整ったブラックな職場で心の余裕がなくなり、人間性が低下した介護士たちは、誰でもいいからストレスのはけ口となるいじめの対象を常に探しているのですから。

この記事ではボク自身の経験から、ブラック介護施設でのイジメ問題の根源を明らかにしていきます。

 

ブラックな環境で働く介護士は人間性が低く心に余裕がない

人間性が低く心に余裕がない介護士

 

ブラック介護施設でいじめが多発する大きな要因は、

  1. もともと人間性が低い介護士が吹き溜まりのように集まっている。
  2. 激務+人間関係最悪のため介護士の心に余裕がなくなっている。

この2点といっていいでしょう。

もともと人間性が低い介護士が吹き溜まりのように集まっている

ブラック介護施設は信じられないぐらいに人手不足です。

激務+劣悪な人間関係+陰湿なイジメという、最悪な労働環境が3拍子揃っているため、人が入ってきてもすぐに辞めてしまうからです。

なので、書類審査・面接などないも同然で、誰でもいいので応募してきた人を入職させてしまいます。

  • 人間的に問題があろうがなかろうが関係ありません。
  • 介護職に向いているか向いていないかなんて選択肢にすら入っていません。
  • 無能な運営陣は施設運営をする上での人員を満たせさせすればいいのです。

なので、サイコパスや常軌を逸したドS・イジメ体質・ストーカー気質・悪口陰口大好き人間などなど、人間性に問題が大いに有りな人が吹き溜まりのように集まってしまうのです。

だから最悪犯罪レベルの陰湿なイジメが多発する……必然なのです。

 

ブラック介護施設で働く人すべてが変な人という訳ではありません。

ですが、まともな人間ほどはやく駆逐(くちく)されてしまうため、変な人間しか残らないのです。

いじめが日常化する変な人間性が濃縮された不気味な集団が出来上がってしまうのです。

 

激務+人間関係最悪のため介護士の心に余裕がなくなっている。

あなたもご存知のようにブラックな介護施設では、

  • 慢性的な人手不足による猛烈に忙しい業務
  • 野放しにされたモンスタークレーマー家族の対応
  • 問題の多い利用者からの暴言・暴力・セクハラ
  • サービス残業超特盛(80時間/月以上)
  • 有給休暇がまったく消化できない
  • 無能な運営陣によるパワハラ
  • イジメが常習化された最悪な人間関係

……こんな劣悪な環境で介護士は働き続けているわけです。

 

これでは「人を思いやる」「助け合う」「新人に丁寧に仕事をお教える」なんて言う、心の余裕が必要な対応などできるはずがありません。

そして必然的に介護職の心はどんどんストレスに蝕まれ(むしばまれ)ていき、「イジメでストレス解消したい」という気持ちが無意識に湧き上がってしまうのです。

 

介護士の心にはストレスが限界破裂しそうなほど溜まっている

ストレス全開の介護士

 

ブラック介護施設での上記のような劣悪な人間関係+労働環境には終わりがありません。

なぜなら、ブラック介護施設の無能な運営陣には、介護士を守るなんて考えは微塵もないからです。

なので介護士たちが少しでも働きやすくなるような業務改善になんてまったく興味がありません。

こんな環境で働く介護士の心には癒されることのない疲労・ストレスが急速に蓄積していきます。

働けば働き続けるほどストレスは心の中にパンパンに溜まっていくのです。

自分ではどうしようもないぐらいに、限界破裂しそうなぐらいに心はストレスで満たされてしまっているのです。

 

そして人はストレスがたまると弱いものをイジメようとします

それはなぜかというと、自分よりも明らかに弱い立場の人をイジメて自分自身が「勝利」の快感を得ることでストレスを発散することができるからです。

そして、イジメの対象が辞めてしまうと、次のイジメの対象を探します。

一緒にイジメていた人が、次のイジメのターゲットになるなんてことも当たり前にあります。

ブラック介護施設でのイジメはエンドレスなのです。

 

介護職の退職理由で最も多いのが「人間関係」の悩み

人間関係で悩む介護士

 

厚生労働省が平成30年7月31日に発表した「介護労働者の雇用管理の状況いついて」では、介護職の離職理由として、「職場の人間関係に不満があった」がダントツの1位となっています。

人間関係の不満の中にはもちろん「いじめ」も含まれているでしょう。

 

さらにブラック介護施設の場合は、

  • 問題のある利用者も受け入れてしまうため、利用者からの理不尽な要求・クレームに悩まされる。
  • モンスタークレーマー家族からの理不尽な要求・クレームに悩まされる。
  • 無能+パワハラ運営陣・上司からの理不尽な圧力に悩まされる。
  • 追い打ちをかけるかのように、頭がオカシイとしか思えない変な介護士からの陰湿なイジメに合う……

こんなところで働き続けることなんてできる訳がありません。

 

ブラック介護施設での陰湿なイジメの事例

介護士の陰湿なイジメ

 

ブラック介護施設(老健)勤務時代に実際に体験・見聞きした、思い出すだけでも胃が痛くなるようなイジメの事例を紹介します。

ケアが丁寧で遅い介護士を集団で無視して退職に追い込む

ブラック介護施設では激務の常時接続状態であるため、仕事が少し遅いだけでも目立ってしまいます。

しかもケアが丁寧で遅いとなると、人間性が低くストレスぱんぱん状態の介護士には、目障りなためいじめの標的になってしまうのです。

  • あいさつをしても無視する。
  • 暴言・暴力のある利用者のケアで困っていても助けない。
  • 休憩時間にまるでその介護士がいないかのように会話をする。
  • 仕事が残っていてもその介護士に押し付けて無言で帰ってしまう。
  • 休憩室に置いたカバンの中にゴミを突っ込む。
  • 制服(ポロシャツ・チノパン)をゴミ捨て場に捨てる。

シフトによってはいじめグループといじめ対象の介護士だけという、最悪な勤務もしばしばありました。

ある日、イジメに耐えかねた介護士は勤務途中で帰ってしまい、そのまま退職してしまいました。

 

常に人手が足りないブラック介護施設では、多少仕事が遅くとも一人の介護士は貴重な人材です。

なのに、いじめで強制的に退職まで追い込む。

そして業務は更に激化する……いじめをする人たちは自分で自分の首を絞めているのです。

愚の骨頂(ぐのこっちょう=この上なくおろかなこと)としか言いようがありません。

 

新人介護士に大変な業務・問題のある利用者のケアばかりをさせる

新人もいじめの対象になりやすかったです。

少しでも気に入らないところがあるならば即イジメのターゲットです。

  • 真夏の入浴日に中介(洗身・洗髪介助)を一日中させる。
  • 少しのミスでも人前で怒鳴って注意をする。
  • 説明もろくにせずに業務を任せ、遅いと「仕事ができない奴」とあからさまに悪口を言う。
  • 必要のないサービス残業を何時間もさせる。
  • 始業開始時間の1時間も前に来させて業務を手伝わせる。
  • 利用者の方からのチョットしたクレームをグチグチと長い時間説教をする。
  • 最悪は蹴る・殴るの暴力をふるう……もう犯罪レベルです。

こんなんじゃ新人が長く働こうと思うわけがありません。

新人殺しというくだらない異名をもつ、仕事をロクにしない古株介護士には、正直「死ねばいいのに」と殺意すら感じていました。

 

考え方の違う介護職員の根も葉もない悪口を言いふらす

イジメの対象はおとなしい介護士や新人介護士だけではありません。

介護職の中には派閥があり、敵対する派閥の介護士がイジメの対象にもなっていました。

  • 「あの女は送迎部の○○さんとデキている」
  • 「あいつは利用者に暴力をふるっている」
  • 「利用者の家族から金銭を受け取っている」
  • 「あの女は風俗のバイトをしている」
  • 「あいつがオムツ交換をすると必ず漏れる」
  • 「あいつは仕事の手抜きがヒドイ」

あげたらキリがないほど、悪口・陰口のオンパレードでした。

また、「これは酷過ぎるだろ……」と、衝撃的なイジメは「スマホ水没事件」でした。

介護士の休憩室で窃盗とスマホ水没事件が起こるブラック介護施設ブラック介護施設ほど人間関係が最悪で、サイコパス・パワハラ系・セクハラ系などの変な人が多く集まってしまいます。 そのため超絶ブラッ...

連続した連続窃盗事件の末におきたスマホ水没……思い出すだけでも不快な思いに包まれるブラック介護施設での最悪な体験でした。

 

まとめ

ブラック介護施設はとにかく人の出入りが激しく、慢性的な人手不足のため毎日が激務です。

入職希望者は誰でも受け入れてしまうため、人間性の低い人が集まってしまいます。

真人間であろうと思っても激務と最悪な人間関係で心は蝕まれてしまうのです。

そして、ストレス解消のためにイジメを平気でおこなう人間になってしまうのです。

介護士はブラックな職場で働くと人間性が低下して嫌な奴になる……これは必然なのです。

イジメは人権を踏みにじる最低な行為です。

イジメは相手だけではなく、自分自身の心をも傷つけるのです。

 

ボクは現在は「派遣」介護士という働き方を選択し、高待遇+自由度の高い働き方を手に入れ、いじめとは無縁のストレスの少ない生活を手に入れることができています。

ボクは以前は常勤(正社員)の介護士として働くことにこだわっていました。

ですが、「直接雇用の常勤(正社員)介護士は圧倒的に搾取されやすい立場にある」という事実に気づいてしまったのです。

そして、真の「処遇改善」が行われるまでは「派遣」介護士として働くことが最強の働き方であるということを身をもって理解したのです。

超・超高齢者社会において貴重な介護士という存在

 

派遣介護士は派遣会社に雇用されているため、万が一ブラックな職場に当たってしまったとしてもすぐに職場を変えることができます。

しかも、次の職場は登録している派遣会社のコーディネーターの方がすぐに探してくれるのです。

退職届を書いたり引継ぎをする面倒などありませんし、ハローワークに通って次の職探しをする必要もありません。

その他にも、

  • 高時給(1700円)でガッツリと稼ぐことができる。
  • 「この職場は嫌だ!」と思ったらすぐに次に移れる。
  • サービス残業がない。
  • 各種委員会や居室担当などの責任を負う必要がない。
  • フロアミーティングや行事に参加する義務がない。
  • 自分自身で稼ぎたい額を決められる。
  • 有休が確実に消化できる。
  • 面倒くさい人間関係(イジメなど)に巻き込まれにくい。
  • 施設に直接雇用されていないため意見・要望を言いやすい。
  • 問題が起きても派遣会社が対応してくれる。
  • 働きながら自分に合った職場を探すことができる。

こんなにも牛丼超特盛り+卵+味噌汁+ポテトサラダ級のメリットがあるのです。

ちなみに、ボクが現在利用している優良派遣会社はきらケア介護派遣です。

 

派遣介護士として働くメガ盛り級のメリットについてだけではなく、気になるデメリットについても知りたい方はコチラの記事をお読みください。

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