ブラック介護施設で人生を搾取され身も心も消耗しながらも、働き続けている介護士のあなた。
はなぜ転職しないのでしょうか?
その理由の一つが「転職先への不安」ですよね。
転職先への不安を具体的にひもといてみると、
- 「転職先がまたブラックだったらどうしよう……」
- 「新しい職場でのケアに慣れるまで大変そう……」
- 「介護士として認められるまで時間がかかりそう……」
大きく分けてこの3つが転職を踏み切れない、阻害要因になってるのではありませんか?
常勤介護士~派遣介護士として複数の介護施設を渡り歩いてきたボクが、実体験をもとにこの不安について解説したいと思います。
結論からいってしまえば、「不安の解決方法はありますし、思い過ごしの部分が大きいですよ」ということです。
お疲れさまです。
40代・現役「派遣」介護福祉士の小林です。
ボクは三流大学卒業後職を転々とし、フリーター&ニート生活を経験。
行きついた先がサービス残業80時間/月は当たり前の地獄級ブラック介護施設(老健)でした。
そのブラック介護施設で2年間働きましたが「このままでは死んでしまうかもしれない……」と思い、40代にして派遣介護士として働くことを決断。
友人たちからは「無謀だろ!」「アホか!」と言われましたが……
現在はきらケア派遣に登録し、高時給(1700円)+高待遇のホワイト介護施設(高級有料老人ホーム)で派遣介護士として働き、心身ともに安定してガッツリと稼ぐことができています。
介護職に特化した優良派遣会社「きらケア派遣」に登録するメガ盛り級のメリットだけではなく、知っておくべきデメリットについても知りたい方はコチラの記事をお読みください。
それでは、ブラック介護施設の劣悪な労働環境に苦しみながらも、退職・転職に踏み切ることができないあなたの心が晴れるよう、3つの不安の解決方法について解説していきたいと思います。
あなたの心を重くしているのは、「あなた自身の思い過ごし」かもしれませんよ。
目次
介護士の転職先への不安①「転職先がまたブラックだったらどうしよう……」
- サービス残業=タダ働きが常習化している
- 有休は飾りで実際は利用できない
- パワハラ・セクハラ・モラハラが横行している(最悪な人間関係)
- 休憩時間がほとんどない
- シフトが組めないほどの「超」人手不足
- 新人教育・業務改善などがまったく行われていない
etc……こんな最悪なブラック介護施設は残念ながら数多く存在します。
転職時にハローワークを利用したり、新聞の折り込み求人広告などをみてヤミクモに転職活動をしては、ブラック介護施設に当たってしまう確率がめっちゃ高くなってしまいます。
友人や知人介護士の転職の失敗談やネットでの転職失敗の情報を見て、あなたが「またブラックな職場だったらどうしよう……」と不安になってしまうのは当たり前のことだと思います。
ただそれは一人で頑張って転職活動をしてしまうから陥ってしまうワナなんですよね。
優良な介護職専門の転職支援サービスや、介護職に特化した派遣会社に登録して、専属の人材アドバイザーのサポートを受けながら転職活動をおこなえば、ブラック介護施設のワナにハマってしまう確率を圧倒的に下げることができるのです。
なぜなら、アドバイザーの方々が実際に求人を出している施設に足を運び、
- 施設の運営状態
- 介護職の人間関係
- 施設長の人柄
- 有休消化率
- 休憩時間の取得状況
- 離職率
などをしっかりとリサーチしたうえで、求人情報の紹介をしているからです。
「いやいや、といっても転職支援サービスや派遣会社を運営している企業もビジネスなんだから、とにかく介護士を紹介してもうけを出せばいいや!という感じなんじゃないの?」
と、ブラック介護施設でイヤな思いを味わいつくして人間不信になってしまっているあなたは警戒してしまいますよね。
それは当然のことだと思います。
ボク自身も超絶ブラック介護施設で、
「このまま働き続けたら死んでしまうかもしれない……」
という心理状態まで追い詰められた経験があるので、その想いはよくわかります。
なので、はじめて介護職に特化した人材派遣会社に登録する時に、担当についてくださったアドバイザーの方に根掘り葉掘り、ウザイぐらいに質問の弾丸をマシンガンのように打ち込みました。
当時担当してくださったアドバイザーの方はそんな「人間不信と不安の塊」のようなボクに、一つ一つ丁寧に質問の答えてくださいました。
そして、
「たしかに当社(派遣会社を運営している企業)はビジネスとして儲けを出さなくてはなりません。
ですが、誰でもどこでも紹介して、売り上げを上げればいいという訳ではありません。
これはキレイごとではありません。
なぜなら、いい加減な人材を紹介して契約先の施設との信頼を失いたくないということが一つ。
もう一つは、派遣先を紹介させていただいた介護士の方が長く働けば働くほど、安定した収入が当社としても得られるからです。
なので、できる限り介護士の方々を必要としている施設側と、働き先(派遣先)を探している介護士の方との希望条件にあった紹介をすることが必要となるのです」
という説明をしてくださいました。
ボクはこの話を聞いて、派遣介護士として働くことを最終的に決断しました。
事実、派遣介護士として働きながら介護福祉士を取得し現在も継続しているため、この選択は正しかったと思っています。
一人で転職活動を頑張ろうとせず、無料で利用できるサービスを賢く利用すれば、ブラック介護施設のワナにハマってしまう確率を低くすることは十分に可能なのです。
「転職先もブラックな確率が高いから、ここで我慢して働くしかないか……」
と思考停止状態⇒脳内完結で自身を追い込んでしまうことは、あなたを不幸につながる未来にしか導いてくれません。
ガッツリと稼げて自由度の高い派遣介護士という働き方をあなたも選択してみませんか?
介護士の転職先への不安②「新しい職場でのケア方法に慣れるまで大変そう……」
新しい職場に移るということは、共に働く介護職員が変わるだけではありません。
ケアサービスを提供する高齢者の方々も変わります。
そして、排泄介助・入浴介助・食事介助などその施設独自のケア方法というものにも対応しなくてはなりません。
「前の施設ではこうやっていたのに……」
介護士同士の人間関係に慣れるだけでも大変だと思うのに、ケアする高齢者の方も変わってケア方法も変えていかなきゃならないなんて、考えるだけでも気が重い……。
と思われますよね?
ボクも思ってました(笑)
でも、介護士として半年ほど現場経験を積んでいれば、ある程度のケアの基礎は身についているんですよね。
- 「こういうタイプの高齢者の方にはこう接すればいい」
- 「こういう場合はこのケア方法で行ける」
というように対応していけるものなんです。
正直、転職してしばらくは戸惑いはありますが、結構簡単にその場の「色」に染まってしまうんですよ人間て。
なので、「新しい職場でのケア方法に慣れるまで大変そう……」というのは、自身で自分の可能性を潰している思い過ごしでしかないといえます。
もちろん絶対的に正しいケア方法というものはないので、試行錯誤も必要となりますが、一月もすれば新しい環境にも順応できてしまうものです。
これは派遣介護士として複数の現場を渡り歩いてきたボク自身が、身を持って言える事実です。
別にボクがコミュ強(コミュニケーション能力が高い人)だからではありません。
というか、ボク自身は若干コミュ障傾向の人間です。
もちろん新しい環境で学んでいかなくてはならないことはあります。
でもそれは介護士としてだけではなく、あなたの人間性の成長にもつながるのです。
そして成長したあなたはどこの介護の現場でも対応していくことができるようになるのです。
その過程で実務者研修や介護福祉士、またはその他の介護関係の資格なども取得してしまえば申し分ありません。
超・超高齢者社会を突き進み、2025年には38万人もの介護士が不足するといわれている日本社会において、介護施設だけにとどまらず、どこの企業からも「うちで働いて欲しい」と言われる介護士となることができるのです。
つまり、高待遇でガッツリと稼ぐことができる介護士となることができるのです。
ブラック介護施設で搾取され、消耗し、介護士としてだけではなくあなたの人間性、可能性をも潰されるだけの未来……。
そんな生きボクは絶対に嫌ですね。
介護士の転職先への不安③「介護士として認められるまで時間がかかりそう……」
介護の現場に限らず、新しい職場で働く上で「受け入れられる」までしんどいですよね。
ましてや、忙しい介護業務の中で「戦力」として「一介護士」として存在を認められないと働いていても、
- 「私ってここの職場に必要とされている?」
- 「俺って足手まといな存在?」
- 「ボクはココの職場にいていいのかな……?」
と、しんどい気持ちに自身で追い込んでしまいそうで不安ですよね。
でも思い返してみると、ボク自身の経験ではそれって結構短い期間なんですよね。
- 気づいたら受け入れられてた。
- いつの間にか自分のポジションができてた。
- 自然とその場の空気にナジムことができるようになってた。
で、どうしたらその職場になれて、一介護士として認められる存在になることができるのか。
はっきりいって、頑張る必要はまったくありません。
「普通に淡々と業務をこなしていればall ok!」です。
遅刻をしまくったり、バックレたり、利用者の方に酷いケアをするなどをしなければ、時間と共に普通に受け入れられます。
ご存知のように介護の現場は忙しいです。
ブラックな職場ではなくても、ホワイトな職場でも多少の忙しさは必然です。
なので頑張らなくてもいいから、「安定して淡々と業務をこなしてくれる介護士」の存在が非常にありがたいのです。
ブラック介護施設の激務を経験した介護士のあなたでしたら、ハッキリってどこの現場でも通用します。
普通に業務をこなしていれば、「〇〇さんに来てもらえてよかった」という存在に自然になりますから安心してください。
さいごに
「転職先=未知のものに対する不安」に支配されて、ブラック介護施設で働き続けることでは、明るい未来へ決して開かれません。
- 「転職先がまたブラックだったらどうしよう……」
- 「新しい職場でのケアに慣れるまで大変そう……」
- 「介護士として認められるまで時間がかかりそう……」
という転職先に対する不安はもっともなことですが、大部分は思い過ごしであり解決策はあるのです。
超・超高齢化社会の日本において貴重な存在である介護士のあなたは、もっともっと報われるべき存在なのです。
ブラック介護施設につまずいて、あなたの幸せになる可能性を潰さないでください。
でも、ブラック介護施設の激務に身も心も消耗し、心身ともに弱ってしまっている状態では、どうしてもネガティブな思考になりがちですよね。
そんな時は一人で頑張らずに、優良転職支援サービスや介護職に特化した派遣会社への登録をしてみてください。
専属の人材コーディネーターの方があなたの転職を手取り足取りフルサポートしてくれますから。
ボクとしては実体験から派遣介護士として働くことがオススメです。
ちなみにボクが登録しているきらケア派遣で派遣介護士として働けば、
1,700円の時給で一日8時間で一月に22日(週休二日)間働いた場合、概算で約30万円/月という額を介護士として稼ぐことができるのです。
しかも、
- 働きだした初月から
- サービス残業なし
という条件でです。
さらには、
- ハロワ通いなどの転職活動の面倒がなく
- 転職失敗の確率を下げられ
- 自分に合わない職場だと思ったら2ヵ月で簡単に転職でき
- 退職の手続きなど面倒が一切なく
- 人間関係に悩むリスクを最小限に抑えられ
- しかも正社員よりも稼ぐことができる
という多くの面倒・リスクを回避することができてしまうのです。
そんな派遣介護士という働き方は、処遇改善がまだまだ進んでいない介護業界では最強の働き方だとボクは断言できます。
あなたも転職の選択肢に入れてみる価値は十分にあるのではないでしょうか?
ただし、あなたが無資格の状態でブラック介護施設からの脱出(転職)を考えられている場合は、きらケア介護派遣よりもかいご畑がオススメです。
かいご畑についての詳細はコチラの記事にまとめてありますので、読んでいただけると理解が深まります。
かいご畑をオススメする一番の理由は、自費ならば10~20万円もの費用が必要となる「実務者研修」が無料で取得できてしまう制度=キャリアアップ応援制度があるからなんです。
しかも、働き先を紹介してもらえて、仕事をしながら実務者研修を取得できてしまうため、生活費に困ることもありません。
2重に経済的負担を削減できてしまうかいご畑は、無資格での介護業界転職組にはめちゃくちゃ心強い味方なんです。
人手不足の介護業界では無資格でも経験があれば転職先には困りません。
ですが、より高待遇でホワイトな職場で働く確率を高めるには、実務者研修を持っているに越したことはありません。
派遣介護士として働くメガ盛り級のメリットだけではなく、知っておかなくてはならないデメリットまでを詳しく解説した記事はコチラです。
介護業界はブラックなところが多いのが事実です。
ですが、ホワイトな職場があることも事実です。
派遣介護士として働きながらホワイトな職場を探し出すという方法が、的確で効率的な方法だとボクは考えています。