同調圧力とは「職場などの集団において少数意見を持つ人に対して、周囲の多くの人(多数意見)と同じ意見を持つように暗黙のうちに強制すること」です。
つまり、
少数意見:ブラック介護施設は即退職すべきというアナタの正常な考え。
多数意見:ブラックな職場でもガマンして働けという狂った考え(同調圧力)。
ということになります。
しかし、その同調圧力に屈していてはあなたの未来には絶望しか待っていません。
- とても一人暮らしや結婚なんてできない超低賃金
- サービス残業が50時間/月以上が当たり前という労力の搾取が横行
- 有休休暇は取れなくて当り前という労働者の権利の無視が慢性化
そして、超慢性的な人手不足による激烈に忙しい業務により、心身ともに消耗しネガティブ思考が心を蝕んでいく……
こんな超絶ブラックな介護の職場で働き続ける必要性はまったくないのです!
お疲れさまです。
40代・現役「派遣」介護福祉士の小林です。
ボクは三流大学卒業後、職を転々としフリーター&ニート生活を経験。
行きついた先がサービス残業80時間/月は当たり前の地獄級ブラック介護施設(老健)でした。
そのブラック介護施設で2年間働きましたが「このままでは死んでしまうかもしれない……」と思い、40代にして派遣介護士として働くことを決断。
友人たちからは「無謀だろ!」「アホか!」と言われましたが……
現在はきらケア派遣に登録し、高時給(1700円)+高待遇のホワイト介護施設(高級有料老人ホーム)で派遣介護士として働き、心身ともに安定してガッツリと稼ぐことができています。
介護職専門の優良派遣会社「きらケア派遣」について、登録するうえでのメリットだけではなくデメリットについても知りたい方はコチラの記事をお読みください。
それでは、ブラック介護施設を退職したいのに同僚介護士たちからの同調圧力に苦しみ、退職に踏み切れないあなたの背中を押せるよう記事を書いていこうと思います。
目次
ブラック介護施設残留組から受ける人として最底辺レベルの同調圧力
ブラックな介護の職場は99%の確率で人間関係が最悪です。
悪口・陰口・いじめは当たり前。
最悪、犯罪行為が平然と行われることすらあります。
職場の雰囲気はつねにピリピリ・ギスギス。
休憩時間ですらロクに休むことができない……。
なのに退職者のニオイをどこからか嗅ぎつけると、愚かなブラック介護施設残留組の人たちは一致団結して退職希望者を攻撃し始めます。
- 「辞めるなんて無責任!」
- 「みんなでガマンして働こうよ!」
- 「お前だけ逃げるな!」
- 「残される利用者(高齢者)の方はどうなるの!?」
- 「介護の仕事はどこもブラックだから辞めても意味がない!」
- 「辞める奴はもう必要ないから無視しよう!」
というような狂っているとしか言いようがない、同僚介護士たちからの同調圧力があります。
しかし正常な考えを持っている退職者に対して、こんな哀れな最底辺の対応しかできないブラック介護施設残留組に負けていてはあなたに未来はありません。
ブラックな介護の職場を退職したいというあなたの考えは、絶対的に間違ってはいないのです。
あなたの考えが正しく残留組は明らかに間違っているのです。
介護士が同調圧力に負けることで受けてしまう多大なマイナス要素
「ブラック介護施設を辞めたいけど、同僚介護士たちから何を言われるかわからないから、退職に踏み切れない……」
ブラックな職場で奴隷にように働かされ衰弱しているあなたの心は、荒波にもまれる手こぎボートのように不安定で、どうしようもない不安に包まれてしまうことでしょう。
でも、チョットだけ客観的になって考えてみてください。
愚かでかわいそうなブラック介護施設残留組の介護士たちになにを思われ、なにを言われようが、退職してしまえばまったく関係のない過去の人たちなのです。
そして、あなたが同調圧力に負けてしまい、ブラック介護施設で働き続けることには多大なるマイナス要素しかないということに気づいてください。
厳しいですが現実であるマイナス要素を具体的にあげてみます。
介護士としての貴重な時間・労力・人生を理不尽に搾取されてしまう
ブラック介護施設の運営陣は鬼畜(きちく)です。
介護士の生活・未来なんてまっ~たく考えていません。
「利用者の方第一」なんて言っていても、ケアサービスの質の向上なんて無関心です。
金儲けの道具としか考えていません。
ブラック介護施設で働き続けるということは、そんな無慈悲な運営陣の私腹を肥やすだけなのです。
あなたの介護士としての貴重な時間・労力・人生を、効率よく理不尽に搾取することだけが目的と言っても過言ではありません。
あなたは労働にまったく見合わない激安の給料をもらうだけで、なんのメリットもないのです。
介護の仕事はどこもブラックだと洗脳されてしまう
ブラック介護施設で働き続けることの弊害として、「介護の職場はどこもブラック」だと洗脳されてしまうことがあります。
- 「介護の仕事はどこもブラックだから転職しても意味がない……」
- 「介護職……辞めよう……」
と、介護職自体を辞めようとすら思ってしまうのです。
ホワイトな職場で介護士として稼ぐ機会を奪われてしまう
介護業界はブラックな職場が多いことは事実です。
ですが、一人で探すには難しい状況ではありますが、ホワイトな職場が存在することも事実なのです。
それなのに、ブラック介護施設に洗脳されてしまい「介護の仕事はすべてブラック」と思い込んでしまう。
高い給料でガッツリと稼ぐことができるだけではなく、高待遇で働きやすいホワイトな介護の現場で働く機会を奪われてしまうということは、介護士として働く最大のうま味を奪われてしまうことに等しいです。
愚かなブラック介護施設残留組の同調圧力に負けてしまうということは、あなたの人生をムダにしてしまうということなのです。
ブラック介護施設を退職することは絶対に間違っていない
愚かなブラック介護施設残留組の同調圧力に負けそうで、退職の気持ちが揺らぎそうになってしまっているあなた。
ブラックな介護の職場は即刻辞めるべきだという考えが間違っていないということを、これから助言させていただきます。
ブラック介護施設は潰れたほうが介護士の処遇改善が促進され日本の未来は明るくなる
ブラック介護施設の存在が、介護業界のイメージを最悪なものにしてしまっています。
ブラック介護施設が存在するから、
- 若いマンパワーが入ってこない。
- 優秀な人材が入ってこない。
- マジメな人ほど燃え尽きてしまう。
- だから、介護業界の悪習が改善されない……。
という強烈な負の悪循環が回り続けてしまうのです。
ブラック介護施設はドンドン潰れてしまえばいいのです。
そして、ホワイトな介護の職場だけ生き残り、
「ホワイトな介護施設をビジネスモデルにしなくては今後介護業界で生き残れない」
ということに多くの企業や法人が気づけば、介護業界全体がホワイト化していくのです。
その結果、介護士の処遇改善が推進され、生活するに十分な給料を稼ぐことができ、働きやすく、社会的な評価も高くなるのです。
ブラック介護施設で働き続けることは「社会悪」であると断言すべきだと思っています。
介護業界の評価が高まれば、日本人みんなが老後に安心感を持つことができます。
安定した介護サービスを提供できるセーフティーネットが完備されている、安心できる老後がある=安心して働き続けることができるという風潮こそが、日本の明るい未来づくりに必要なのではないでしょうか。
だからこそブラックな介護の職場は最速で辞めるべきだし、人手不足で運営できなくなり潰れるべきなのです。
介護業界はブラックな職場だけではない
上の項目でも書きましたが、介護業界は決してブラックな職場だけではありません。
ボク自身が現在働いている有料老人ホームのように、高時給+高待遇+上質な労働環境というホワイトな介護の現場が存在することも事実なのです。
そして、これはボクの介護業界に関する情報収集から得た感想なのですが、ホワイトな職場が増えてきているという空気感があるのです。
それには根拠があります。
すでにブラック介護施設撲滅運動的な風潮が表面化し始めているのです。
なぜなら、ホワイトな介護施設運営をしないと介護士が集まらない、介護士が働き続けてくれないからです。
昔と違い、最近の人たちは転職のハードルが非常に低くなってきています。
ブラックな介護の現場で理不尽な仕打ちに耐えて、アホみたいにガマンして働き続けることがバカバカしいことであることがよくわかっているのです。
それに、介護業界はどこも人手不足で転職先に困ることがありません。
転職希望先がより高待遇な条件を提示してきたら、ためらいなく転職してしまいます。
介護士が集まらないと施設を運営することすらできません。
だから、必然的にホワイト化が着々と進んでいるのです。
ですがまだまだその数は少ないのが現状であるとも感じています。
その限られたホワイト介護施設で働く権利は、経験のある介護士ならば誰でも持っているのです。
介護の職場はブラックなものだけではないということを知っておいてください。
派遣介護士というガッツリと稼げて自由度が高い働き方が用意されている
ホワイトな職場は存在していても、まだ数が少なく一人で見つけ出すのは至難の業です。
「え?じゃあどうすればいいんだよ!?一日でもはやくブラック介護施設から抜け出したいんだよ!」
と思われるあなたにボク自身が実践した方法を紹介します。
それは、介護職専門の派遣会社に登録し高時給+自由度の高い派遣介護士として働くという方法です。
「え!?派遣かよ!稼げるわけないだろ……」
と思われたあなた、その考えは介護業界においては間違っています。
一般的には、
正社員>派遣
という関係性が成り立ってしまいますが介護業界においては、
正社員<派遣
という特殊な関係性が成り立っているのはまぎれもない事実なのです。
「は?そんなこと言われても、信じられないし……」
ですよね。
わかりました。
ボク自身の実体験をもとわかりやすくそのカラクリを解説します。
ボクは以前、常勤(正社員)の介護士として働くことにこだわっていました。
ですが、「直接雇用の常勤(正社員)介護士は圧倒的に搾取されやすい立場にある」という事実に気づいてしまったのです。
そして、真の処遇改善が行われるまでは「派遣介護士」として働くことが最強の働き方であるということを身をもって理解したのです。
派遣介護士は派遣会社に雇用されているため、万が一ブラックな職場に当たってしまったとしてもすぐに職場を変えることができます。
しかも、次の職場は登録している派遣会社のコーディネーターの方がすぐに探してくれるのです。
退職届を書いたり引継ぎをする面倒などありませんし、ハローワークに通って次の職探しをする必要もありません。
その他にも、
- 高時給(1500円以上)で正社員よりも明らかに稼ぐことができる。
- 「この職場は嫌だ!」と思ったらすぐ(2~3ヵ月)に次に移れる。
- サービス残業がない。
- 各種委員会や居室担当などの責任を負う必要がない。
- フロアミーティングや行事に参加する義務がない。
- 自分自身で稼ぎたい額を決められる。
- 有休が確実に消化できる。
- 面倒くさい人間関係(派閥など)に巻き込まれにくい。
- 施設に直接雇用されていないため意見・要望を言いやすい。
- 問題が起きても派遣会社が対応してくれる。
こんなにも牛丼メガ盛り+卵+味噌汁+ポテトサラダ級のメリットがあるのです。
派遣介護士として働くメガ盛り級のメリットについてだけではなく、気になるデメリットについても知りたい方はコチラの記事をお読みください。
ボク自身の派遣介護士として働いてきた実体験から、派遣介護士として働くということをフレッシュジュースのように飲みやすく=わかりやすく解説しています。
どうしても「常勤(正社員)の介護士として働きたい」というこだわりがある方も、派遣介護士という働き方は有効です。
なぜなら、派遣介護士として実際に現場で働き、内側からその職場の実態を知ることができるからです。
そして、そこで正社員として働き続けたいと思ったならば、そのことを運営の方に申し出ればいいのです。
どこの施設も正社員の介護士をノドから手が出るほど欲しているので、あなたの申入れを断ることはまずありません。
この方法はハローワークや求人情報誌などからヤミクモに転職先を探し出すより、よっぽど効率的です。
一人で転職市場で勝ち抜こうとすること=ホワイトな介護の現場を探し出そうとすることは、まるで無課金でソシャゲのガチャを回して、超低確率の希望にかけて★5キャラを引き出そうとしているようなものですから。
事実、ボク自身も派遣先の施設長や事務長から、「うちで正社員として働かないか?」という声を度々かけていただけています。
しかしボクには「真の処遇改善がされるまで、美味しい働き方である《派遣介護士》を続け、派遣介護士として働くことの有用性を発信し続ける」と覚悟を決めているので、いまは正社員になるつもりはありません。
また、ボクは介護業界に骨を埋めるつもりであり、介護士として末永く働き続けるプランも立てています。
年金受給額がまったく期待できない我々の世代が、どうやって安心した老後を過ごすのかを考えた介護職としてのプランを知りたい方はコチラの記事をお読みください。
ブラック介護施設に正社員雇用=直接雇用され、人権無視の奴隷のように働かされ、介護士として絶望的な働き方をしているあなた。
派遣介護士というガッツリと稼げて自由度の高い働き方があるということを、ぜひ知っておいてください。
ブラック介護施設を即日退職した場合は「退職代行」という最終手段がある
「速攻で辞めてくても、パワハラ的な引き止めにあってすぐに辞めれないんだよ!」
「圧力があってなかなか退職届を出せない……」
という悩みがある方には「退職代行」という新しいサービスがあることを知ってください。
退職代行サービスはあなたにかわって退職時の面倒をすべて代行してくれて、即日退職を可能にしてくれるめちゃくちゃ便利なサービスです。
退職代行サービスは最近テレビ(NHKの「クローズアップ現代+」など)でも取り上げられるほど注目度が上がってきています。
その中でも、低価格・定額制で利用価値が高い退職代行サービスSARABA(さらば)について徹底的に調べて解説した記事はコチラです。
地方の劣悪待遇の貧乏介護士は東京に進出すべき
職場の昼休みに、「田舎の介護施設ほど同調圧力が強くてなかなか辞められない」という話を地方から出てこられた介護士の方に聞きました。
しかも、地方の介護施設は、
- 手取り13万円(⁉)という信じ難い安月給
- 人間関係が濃く同調圧力がめちゃくちゃ強い
- 勤続年数だけが長く働かないお局介護士が権力を握っている
- いまだに書類は手書きが普通なため事務系業務が煩雑
- ケアの向上に対する意識が低い(施設による)
というデメリットが盛りだくさんだと。
あえて言わせていただきます。
地方の貧困にあえぐ貧乏介護士の方は東京(などの大都市部)に進出してください!
東京ならば、
- 介護の仕事場は選び放題(経験のある介護士は引く手あまた)
- 地方ではマイナーでも、東京ならばメジャーな派遣介護士として働けばガッツリと稼ぐことができる
からです。
ガッツリと稼げる理由についてはコチラの記事で詳しく解説しています。
「でも、東京は家賃がめちゃくちゃ高いでしょ……?」
大丈夫です。
べらぼうに高い家賃は23区内などの都心部だけです。
介護施設が集まっている都下(多摩地区)は地方より少しだけ高いか、同等の家賃の物件も多数存在します。
とくに八王子市は高齢者関係の施設が乱立しており、家賃も安く非常にオススメです。
「でも、せっかく東京に出たんだからそれなりの都会感を味わいたい」
というちょっと贅沢な願望をお持ちの方はコチラの記事をお読みください。
安い家賃でありながら超豪華設備の物件に住む方法を、実際に住まれている介護士の方の体験談をもとに解説しています。
まとめ
ブラック介護施設残留組の愚かとしか言いようがない同調圧力。
心身ともに疲れ果て、ようやく退職に踏み切ったあなたには辛く苦しいことでしょう。
ですが、負けないでください。
ブラック介護施設で働き続けることは、あなたにとってマイナスでしかないのですから。
退職後の不安に悩む必要もありません。
介護職=人手不足という常時接続のように慢性的に人手不足な介護業界、経験のある介護士でしたら転職先に困ることはまずありません。
それに、交渉すれば必ずといっていいほど前職よりも給料をUPすることができます。
なぜなら、それだけ即戦力の介護士はどこの施設も狂おしいほどにwelcomeだからです。
「でも、転職先がまたブラックだったらどうしよう……」
という不安がある方は、派遣介護士という働き方があることを思い出してください。
高時給+自由度が高い=派遣介護士
この公式は鉄板ですから安心してください。
ボクも登録している一押し優良派遣会社はコチラです↓
同僚介護士からの同調圧力だけではなく、上司からのパワハラで退職できずに悩まれている方はコチラの記事をお読みください。
3つの解決方法について具体的にまとめています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。