「介護職は毎日が激務で疲れちゃうよ……」
介護の仕事は責任が重いうえにヤルことが多すぎて、一日たりともヒマな日なんかありません。
特に慢性的な「超」人手不足問題を抱えているブラック介護施設だと、もう毎日が激務で身も心も疲れ果てちゃいますよね。
でも、「派遣」介護士という働き方を選べば、「やたら多い業務」「毎日のサービス残業」「有休使えない」「ドロドロの人間関係」という泥沼からサクッと抜け出すことができるのです。
【厳選】優良派遣会社・転職エージェント3選
★大手の派遣会社で安定して働きたいなら【かいご畑】 ★正社員にこだわるなら【スマイル SUPPORT 介護】 ★高待遇の派遣なら【きらケア介護派遣】 |
お疲れさまです。
40代・現役「介護福祉士」の小林です。
この記事では介護士として高待遇で自由度の高い働き方ができ、自分に合った職場・ホワイトな職場を探すことのできる派遣介護士という働き方について解説しています。
ブラックな介護の現場で疲れ果てている、一生懸命に働いている正社員介護士のあなたにこそ読んでいただきたいという思いで書きました。
目次
介護職で疲れ果てない「派遣」介護士という働き方
ボクは他職種(営業)から介護業界に転職してきました。
当時は派遣介護士という働き方を知らず、ヤミクモに「正社員」介護職での転職にこだわっていました。
介護職専門の転職エージェントという存在すらも知らなかったので、ハローワークを利用しました。
その結果、見るも無残なブラック介護施設に転職をしてしまったのです。
サービス残業80時間以上/月+無償の休日出勤+犯罪が起こってしまう劣悪な人間関係という「超」ブラックな環境で2年間も働き続けてしまうこととなったのです。
そして睡眠障害と燃え尽き症候群・抑うつ状態に陥り、メンタルクリニックに通うほどまでに追い詰められたのです。
ブラック介護施設の無能・悪辣運営陣にボクの人生は搾取され、心身ともに消耗しきってしまったのです……。
しかし、現在は知人(人生の恩人)に勧めていただいた、「派遣」介護士という働き方に出会い、ガッツリと稼ぎながら自由度の高い働き方をすることができています。
・サービス残業はほぼ「0時間」で定時にサックリとあがることができています。
・シフト(勤務希望日)を自分で調整できるため有休もしっかり消化できています。
・休日に疲れ果てて寝て過ごすことなく家族と楽しむことができています。
・余裕があるため自分の好きなコト・趣味活動を充実させることができています。
・副業(ブログ)でさらなる収入UPを図ることができるようになりました。
派遣介護士という働き方に出会い、ボクの人生は180°明るい方向に方向転換できたと断言できます。
派遣介護士の魅力について、以下に具体的に解説していきます。
- 正社員介護士として疲れ果てているあなた。
- 転職を考えているあなた。
- 介護業界に見切りをつけよとしてしまっているあなた。
その前にちょっとだけ以下の項目を読んでみてください。
あなたの人生のターニングポイント(転機・変わり目)になるかもしれませんよ。
派遣介護士は高待遇+自由度の高い働き方が選択できる
介護業界、とくに東京などの大都市部では、派遣介護士という働き方が認知され増えてきています。
介護施設によっては介護職の半数以上が派遣というところもあります。
ではなぜ派遣介護士という働き方が選ばれてきているのか?
それは派遣介護士には正社員介護士にはない大きな魅力、メリットがあるからです。
ブラック介護施設で苦しんで働いている介護士のあなたにこそ、ぜひ知ってほしいと思います。
派遣介護士は高時給(1700円)で働ける
地方の小都市部で働く正社員介護士の方や、大都市部でも極悪ブラック介護施設のワナにハマってしまった正社員介護士の方には、最低賃金(東京:1,013円/時給)以下という信じられないような安月給で激務をこなされている方もいらっしゃるでしょう。
ボクは派遣介護士として高級有料老人ホームで働いていますが時給は1,700円です。
経験+資格のある介護士の方でしたら、決して夢のような金額ではありません。
事実はあなた自身の目で確かめてみてください⇒高待遇の派遣求人取り扱いに特化しているのはきらケア介護派遣です。
「経験はあるけどまだ資格がないからダメか……」
という方もあきらめなくて大丈夫です。
かいご畑に派遣登録すれば「無料」で実務者研修を取得できてしまう制度を利用できてしまえるのです。
働きながら資格を取得できるので経済的な心配に頭を悩ませることはありません。
かいご畑で資格取得後きらケア派遣に登録してバリバリ稼ぐ。
一つの理想的な働き方の形です。
介護業務に集中して働くことができる
正社員介護士の場合は各種委員会・季節ごとの行事・事務処理・クレーマー家族の対応など、実際に高齢者の方々に関わるケア業務以外にも、こなさなくてはならない仕事が盛りだくさんです。
ブラックな施設の場合は更に施設の掃除や職員のユニフォームの洗濯までもこなさなくてはなりません。
さらにさらに、「超」が付くブラック介護施設の場合は、お歳暮・お中元の販売(ニ〇イ学館)、お菓子やフルーツの販売(サ〇ーライフ)という、狂っているとしか思えない業務を介護職に押し付けるところさえあります。
しかし、派遣介護職の場合は「期間限定」の雇用であり、施設に直接雇用されていない、間接雇用の立場であるため、利用者の方のケア業務を集中して行うことができます。
なので、介護業界に入ったけれども「実際に介護業務以外にもこなさなくてはならない仕事が多すぎて、思っていた働き方と違う……」とい方にこそ、派遣という働き方は向いていると思います。
働きながら自分に合った職場・ホワイトな職場を探すことができる
正社員介護職として就職する場合、介護職専門の転職エージェントを利用しないで、ハロワや求人情報誌を見て一人で転職活動をおこなうと、実際に働いてみるまで「ブラックかホワイトか」分かりません。
博打的な要素が非常に高いのです(しかも、設定の低いスロット台で打つようなものです)。
ボクのように「新天地で心機一転頑張るぞ!」と思って転職しても、無能・怠慢・悪徳ブラック介護施設の運営陣のアリ地獄のようなワナにはまり、搾取され消耗し続ける毎日を送ることになる確率が非常に高いです。
しかも、正社員介護職は退職を決断しても、
- 退職届を書く
- 嫌がらせを言う顔も見たくないパワハラ上司に退職届を出す
- 代わりの入職者がなかなか決まらずハラハラする
- 針のむしろ状態で働きながら引継ぎをおこなう
- やってほしくもない送別会に出席する
という非常に面倒臭いハードルがあります。
ですが、派遣介護士の場合は2~3ヵ月ごとの契約更新時に、「継続」か「満了(契約終了)」を選べばいいだけです。
自分に合わない職場だと思ったら満了を選んでサクッと次に移れます。
退職届を書いたり引継ぎをしたりという面倒が一切ありません。
また、満了の場合に次の職探しの面倒もありません。
専属のコーディネーターがあなたの希望条件に合った次の職場をすぐに探してきてくれるからです。
しかも介護職の場合は「派遣切り」に合う確率はほとんどありません。
- 遅刻や無断欠勤を頻繁にする。
- 他の介護士や利用者とトラブルをよく起こす。
- 暴力沙汰などの事件を起こしてしまう。
などということがない限りは派遣切りの心配はありません。
なので、実際に現場で働きながら「自分に合う職場(業務内容・人間関係)かどうか」「ブラックな職場かホワイトな職場か」を見極めることができるのです。
そして、正社員として長く働きたいという職場を見つけたら、フロア主任や事務長などに申し出ればいいのです。
まず拒否されることは無いでしょう。
ボクも派遣として働いていくつかの現場を経験してきていますが、どこでも「うちで正社員として働きませんか?」という声をかけていただいています。
決して「俺って引く手あまたの優秀な派遣介護士なんだぜ!」と自慢しているわけではありません。
ボクに限らず普通に業務をこなせる介護職ならば、誰でも経験していることなのです。
実際に働きながら内側からその施設を自分に合った職場かどうかを評価できる。
これって、派遣介護士のめちゃくちゃ大きなメリットなんですよね。
この他にも、以下のような派遣介護士のメリットがあります。
- 高時給(1700円)で正社員よりも稼ぐことができる。
- 「この職場は嫌だ!」と思ったらすぐに次に移れる。
- サービス残業がない。
- 各種委員会や居室担当などの責任を負う必要がない。
- フロアミーティングや行事に参加する義務がない。
- 自分自身で稼ぎたい額を決められる。
- 有休が確実に消化できる。
- 面倒くさい人間関係(派閥など)に巻き込まれにくい。
- 施設に直接雇用されていないため意見・要望を言いやすい。
- 問題が起きても派遣会社が対応してくれる。
こんなにも牛丼超特盛り+卵+味噌汁+ポテトサラダ級のメリットがあるのです。
派遣介護士として働くメガ盛り級のメリットについてだけではなく、気になるデメリットについても知りたい方はコチラの記事をお読みください。
ボク自身の派遣介護士として働いてきた実体験から、派遣介護士として働くということを入浴後のビールのように飲みやすく=わかりやすく解説しています。
派遣介護士は施設に直接雇用されていない自由な立場にある
正社員介護士は施設に直接雇用されているため、主従関係になりやすい=ある意味施設運営陣の言いなりで働かなくてはなりません。
本当はまったくそんなことは無いのですが、実際はそのような流れになってしまっています。
- サービス残業・休日出勤をしてでも業務をこなさなくてはならない。
- シフトが組めなくなるため有休を使うことができない。
- 介護業務以外に委員会・行事など盛りだくさんの仕事をこなさなくてはならない。
これだけの犠牲をはらい責任を負うだけの給料をもらえるならば、正社員介護職として働いてもいいでしょう。
ですが、現実は「奉仕の精神」などという一銭にもならないキレイごとで誤魔化され、あなたの貴重な人生の時間・労力を搾取されるだけなのです。
しかし派遣介護士は施設ではなく登録している派遣会社に雇用されているため、施設側とは間接雇用という関係です。
なので、介護施設の運営陣と対等であり言いなりになる必要性はまったくないのです。
なぜなら、派遣介護士は施設に雇われているわけではないからです。
しかも超・超高齢化を突き進んでいる日本社会において、2025年には38万人もの介護職が不足すると言われています。
今現在でも介護士不足に苦しんでいる介護施設が大多数です。
なので施設側としては派遣介護士に契約を更新し続けてもらい、安定して働き続けてほしいのです。
よほどのことがない限り、介護業界において「派遣切り」に合うことは無いといっていいでしょう。
しかも、自分に合わない職場だと思ったら2~3ヵ月毎にある契約更新時に「満了」(契約終了)を派遣会社に伝えればいいだけです。
退職届を書いたり、引継ぎをしたり、送別会に出席したりという退職時の面倒は一切ありません。
しかも次の職場(派遣先)を専属のコーディネーターが、あなたの希望条件に合うところを探してきてくれるので、ハロワ通いなどの面倒もありません。
ブラック介護施設の運営陣の言いなりで働く必要がない。
それが派遣介護士という働き方なのです。
現役「介護福祉士」がオススメする介護職専門の転職エージェント3選
「派遣介護士として働くメリットは分かったけど、どこの派遣会社・転職エージェントに登録すればいいの?」
と不安になりますよね。
でも大丈夫です。
ボクが実際に登録・利用した派遣会社5社+20以上存在する転職エージェントを徹底的に比較検討した結果から選び抜いた3社をご紹介します。
【厳選】優良派遣会社・転職エージェント3選
★大手の派遣会社で安定して働きたいなら【かいご畑】 ★正社員にこだわるなら【スマイル SUPPORT 介護】 ★高待遇の派遣なら【きらケア介護派遣】 |
かいご畑
かいご畑は介護業界での派遣ランキングでは常に上位に君臨している、大手の優良派遣会社です。
・安心の大手企業
・取り扱う求人数が多い
・日本全国ともいえる対応地域
・無料で介護の資格を取得できる
・コーディネーター質が高い(全員が有資格者)
・コーディネーターが介護業界に精通している
・(*)厚生労働大臣の認可を受けている
(*)全国8万以上の業者のうち、160社しか認められていない「優良派遣事業者認定」に認定されているのです。
かいご畑は転職サービスで0.2%しかない国から「優良」と認められている転職支援サービスなのです。
かいご畑は20~50代、介護職初心者~ベテラン介護士まで、幅広い層に対応しています。
介護の資格を持っていない方にも、本来ならば10~20万円もの受講費用が必要な実務者研修を無料(0円!)で取得できてしまう、キャリアアップ応援制度があるのでとても安心です。
ボクも奥さん(デイケア勤務)も大変お世話になった、かいご畑の利用は介護職の派遣の王道といっていいでしょう。
かいご畑についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みください。
スマイルSUPPORT介護
「派遣」介護士の王道がかいご畑ならば、「正社員」介護士の転職の王道と言えるのがスマイルSUPPORT介護です。
ボクは派遣として働きながら自分に合った職場、働き方を選ぶのが最善だと思うのですが、中にはどうしても「正社員」としての転職成功を希望される方もいるでしょう。
そんな方にオススメなのがスマイル SUPPORT 介護なのです。
・安心の大手企業
・利用者満足度96.7と高い
・取扱求人数が非常に多い(とくに首都圏は最大級)
・日本全国の求人に対応
・コーディネーターの質が高い
求人数・対応地域はスマイルSUPPORT介護がダントツに優れています。
また、運営会社が介護業界大手の長谷川ホールディングスという点も安心して利用できる要因です。
ですが、かいご畑のような資格が無料で取得できてしまえるような制度はありません。
ボクの周りでも正社員介護士としての転職成功率が高いのが、スマイル SUPPORT 介護なのです。
スマイルSUPPORT介護についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みください。
きらケア派遣
ボクが現在利用しているのが、1700円という圧倒的な高時給で働くことができるきらケア派遣です。
きらケア派遣の特徴はなんといっても、高時給の求人取り扱いに特化しているということです。
その他のきらケア派遣に登録するメリットは、
・安心の大手企業
・高待遇の非公開求人取り扱いに特化している
・無料で介護の資格を取得できる制度がある
・コーディネーターの質が高い
・無資格の方向けの求人も充実している
ただし、地方の小都市にはまだ対応をしていないため、首都圏や大都市以外の地方にお住いの方は「求人がない……」「派遣先がない……」ということもあるため注意が必要です。
なので、かいご畑ときらケア派遣の二つに登録して、求人の質・コーディネーターとの相性などを比較検討しながら派遣先を探すのが賢い方法と言えます。
すべてのサービスの利用は無料ですし、30秒~1分程度で簡単に登録できますので手間はかかりませんよ。
きらケア派遣について詳しく知りたい方は、コチラの記事をお読みください。
最後に
ボクは決して正社員介護士という働き方を全否定しているわけではありません。
現在の怠慢・無能なお国・介護施設の運営陣が決めた「安月給」では、正社員介護士として馬車馬のように働き、重度の責任+多忙すぎる業務をこなすだけの価値はない、と言っているのです。
「でも介護の仕事を続けたい」
と思われる貴重な介護士という人材を大切にするためにも、いまは派遣介護士という働き方が最適だと提言をしているのです。
ブラック介護施設で介護士として疲れ果てているあなた。
そんなところにしがみ付いている必要なんてまったくないんです。
怠慢・無能なブラック介護施設の運営陣に搾取され続け消耗しきってしまい、介護職に限界を感じているあなた。
介護職を辞めてしまう前に、「派遣」として働くという選択肢があることを知ってください。
そして、あなたに合った働きやすい職場、ホワイトな職場と出会って、介護士として安定した生活、幸せを掴んでください。
超・超高齢化を突き進んでいる日本社会において、あなたはとても貴重な介護士という存在なのですから。
ブラックな職場で我慢して働き続ける必要なんてないんです。
ブラック介護施設からドンドン介護職が退職してしまい、経営できなくさせてしまうべきなんです。
ブラック介護施設はブッ潰してしまうべきなんです。
そういう強硬手段に出なければ、介護業界の健全化を加速させることは絶対にできないのですから。
転職の決断があなた自身の幸せを掴むための手段だけではなく、介護業界の健全化への礎(いしずえ=物事の基礎)ともなるのです。