「女性の多い介護の現場は女性社会独特のドロドロが辛い……」
「欠席裁判・悪口大会のミーティング、マジ意味ない!」
「仕事しないお局のパワハラがマジ最悪!」
「くだらない派閥争いに巻き込まれるのウンザリ!」
「意味不明なマウンティング仕掛けてくる変な先輩介護士まじウザい!」
「無能すぎてヤバイ介護主任なんとかしてくれよ!」
「セクハラ施設長がまじキモイんですけど!」
介護の職場の独特な人間関係って、ブラックな職場ほど最悪ですよね。
「ただでさえ忙しい介護の仕事なんだから、人間関係上手くやってこうよ……」と思っても、なかなかうまくいかないのが現状です。
あなた一人が人間関係を良好に保とうと思っても、数の圧力・同調圧力にはどうにも歯が立ちません。
介護業界の人間関係の問題は、公益財団法人介護労働安定センター「介護労働実態調査」の結果、介護職の退職理由の第1位が「人間関係に問題があったため」というのがゆるぎない事実として表しています。
本当は「ただ介護職として、普通に働きたいだけなのに……」と思って働いている介護士が、実はめちゃくちゃ多いのではないでしょうか。
ボク自身もブラック介護施設での劣悪な人間関係でボロボロになった経験があります。
正社員介護士は人間関係の泥沼に入らざるを得ない宿命にあります。
その理由は、施設に直接雇用されているため、逃げ場がないからです。
しかし、ボクが選んだ「派遣」介護士という働き方は、施設と間接雇用の関係であるため、くだらない人間関係に縛られる必要がなく、自由度の高い働き方なのです。
まだまだ発展途上の未熟な日本の介護業界においては、派遣介護職として働くことが理想の働き方であると確信しています。
お疲れさまです。
40代・現役「派遣」介護福祉士の小林です。
こちらの記事では派遣介護士という働き方が介護業界の癌の一つである、劣悪な人間関係に巻き込まれない理由について解説しています。
とくにブラック介護施設にありがちな、不毛な人間に関係が起こりやすい状況を解説していますので、きっと「あるある!」と思ってただけるでしょう。
介護職としてマジメに働いているのに、ブラックな職場のくだらない人間関係に苦しんでいるあなたに知ってほしい。
高待遇+自由度の高く、劣悪な人間関係に巻き込まれにくい「派遣」介護士という働き方があるということを。
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では、具体的に派遣介護士が面倒臭い人間関係に巻き込まれない理由3つを以下に解説していきます。
目次
フロアミーティングや行事に参加する義務がない
介護施設で行われるフロアミーティングや行事が無意味だとは思いません。
ですが、ブラック介護施設で行われるフロアミーティングや行事は無意味だと思っています。
夜勤明け、休日でも強制的に参加させられ、ぐだぐだと話し合っても何の成果も見られないフロアミーティング。
激務に疲れ果てた状態で嫌々参加しているので、参加者全員が時間が経過することばかりを考えている。
たまに業務改善を提案しても、運営陣には全く受け入れられない。
話すことがなくなったら来なかった職員の欠席裁判&悪口大会。
……こんな生産性の欠片もない、形ばかりのフロアミーティングって意味ありますか?
ブラック介護施設で行われる行事についても凄く疑問に思います。
利用者置いてきぼりの職員や運営陣の自己満足のためだけの催し物。
部屋で寝ていたい、一人で静かに過ごしたいという高齢者の方も、有無を言わさず強制参加。
こんな行事って誰のために必要なのでしょうか?
また、クタクタにつかれているのにサービス残業、休日出勤をしてまで行事の準備をさせられる。
俗に言う「意識高い系」の介護職に「私たちってボランティア精神で介護の仕事に尽くしてる!まさに介護士の鏡!」的な変な空気に巻き込まれる。
なんかすごく間違っているというか狂ってると思うのが、ボランティア精神=無償=タダ働きをしてまで、行事をすることが「美徳」とされている介護業界の風潮です。
介護の業務はあくまでも「仕事」です。
お金をもらうために働いているのです。
無能・劣悪な運営陣の私腹を肥やすためにタダ働きをする必要はありません。
「奉仕の精神」などという薄っぺらい言葉に踊らされて、「ボランティア精神こそ正義!」という洗脳状態になってしまっていることに気づいてください。
そんなブラック介護施設のフロアミーティングや行事に関わらずに、サクッと高齢者の方に必要とされる介護業務だけに専念できるのも、派遣介護士の大きな魅力の一つです。
面倒くさい人間関係(派閥など)に巻き込まれにくい
ブラックな介護施設ほど人間関係は濃密で面倒くさく劣悪です。
実に非生産的な相互監視の恐怖の束縛グループ=謎の派閥があり、敵対する派閥メンバーと同じシフトになると、無視やイジメ合戦がはじまります。
- 介護困難な利用者の方の対応に困っていても見て見ぬふりをする。
- 大変な業務ばかりを押し付ける。
- わざと聞こえるように悪口を言う。
- 食事時などの休憩時間に完全無視をする。
- スマホやタイムカードを隠す(捨てる)。
- 派閥に属そうとしない新人職員を放置する・イジメる。
「そんなことしても、大変な業務がもっと大変になるだけじゃないか!」と何度思ったことか。
しかし、派遣介護士はこんな面倒臭い人間関係には巻き込まれません。
なぜなら、
派遣は「期間限定」の職員のため派閥に巻き込んでも意味がない。
派遣介護士はフットワークが軽い雇用体系なので、いじめ等をあえて耐えることはしない=契約満了して他に行ってしまうことがわかっている。
派遣介護士が来なくなってしまうと人手不足がさらに悪化してしまって困る。
という事実があるからです。
ボク自身、5つの派遣先を経験してきましたが、一度も派閥に属したことはありません。
というか、「普通」に業務をこなすことさえすればいい意味で放置してくれます。
頑張って「私はあなたの見方です!」「汗水たらして一生懸命働いてます!」などのアピールをして消耗する必要がありません。
一定の距離感を置くことができる、他の介護職員との距離感を自分で調節することができる派遣介護士という働き方は、面倒くさい人間関係が大嫌いなボクにとっては神がかり的にありがたいです。
問題が起きても派遣会社が対応してくれる
施設に直接雇用されている正社員介護士は、カスハラ(カスタマーハラスメント)利用者やモンスター家族とのトラブルに巻き込まれた場合、非常に面倒で辛い立場に追い込まれます。
介護士を守るというスタンスのホワイトな職場ならいいのですが、ブラックな職場だと最悪です。
介護士を守るどころか本当は加害者であるカスハラ利用者やモンスター家族と一緒になって、被害者である介護士を叩いて吊るし上げます。
介護士の訴えに耳を傾けてくれやしません。
「お前が悪いんだ!謝罪しなさい!」と、理由もきかずに悪の烙印を介護士に押し付けます。
カスハラ利用者やモンスター家族+ブラック介護施設の運営陣VS一介護士……叩きのめされ、踏み潰されるのは目に見えています。
誰も守ってくれない状況で泣き寝入りをするしかありません。
しかし、派遣介護士の場合は派遣先の施設で何かトラブルがあった場合、派遣介護士の雇用主である派遣会社が対応をしてくれます。
しかも、優良派遣会社は母体が大手企業でありトラブルの対応ノウハウ+資金力があるため、派遣介護士を守ってくれます。
派遣介護士が一人で矢面に立って戦う必要はないのです。
最悪すぐに次の派遣先にサクッと移ることができるので、人間性底辺の人たちに関わり続ける必要がないのです。
このメリットって、ブラックな介護施設で働く介護士ほど重要なリスク回避術であると思います。
ボクは3年以上派遣介護士として働いてきて、こんなにも多くのメリットを受けることができています。
介護の職場は独特な人間関係があり、ブラックな職場ほど人間関係は最悪です。
介護士として働きたいけど、面倒な人間関係に巻き込まれたくないというまじめな介護士であるあなたこそ、派遣という働き方はbestであると思います。
これはボク自身が身に染みて実感している事実です。
ここで上げたこと以外の派遣介護士として働くメリットについては、こちらの記事で解説していますので、「派遣」という働き方に興味がある方は一度目を通してみてください。
「いやいや、派遣介護士ってメリットばかりじゃないでしょ!」と思われたあなた、もちろんその通りです。
派遣介護士として働くデメリット(注意点)についても深掘りした記事はコチラになりますのでぜひお読みください。
派遣介護士というブラック介護施設に搾取されない賢い働き方がある
「正社員」介護士は施設に直接雇用されるため、ある意味いいなりで働かなくてはなりません。
ブラックな風潮がまだまだ強い介護業界では、雇用者である運営陣が上で介護士が下という主従関係が出来てしまいがちです。
ですが「派遣」介護士は登録した派遣会社の社員であるため、施設とは間接雇用=対等な関係なのです。
なので有給休暇の取得の拒否・サービス残業の強要などの無理難題を押し付けられることはできないのです。
万が一そのようなことになったら、速攻で派遣会社に通報すればいいのです。
派遣会社から厳重注意が派遣先の施設に入るため、安心して働くことができるのです。
他にも「派遣」介護士として働くメリットはたくさんあるのです。
- 高時給(1700円)で正社員よりも稼ぐことができる。
- 「この職場は嫌だ!」と思ったらすぐに次に移れる。
- サービス残業がない。
- 各種委員会や居室担当などの責任を負う必要がない。
- フロアミーティングや行事に参加する義務がない。
- 自分自身で稼ぎたい額を決められる。
- 有休が確実に消化できる。
- 面倒くさい人間関係(派閥など)に巻き込まれにくい。
- 施設に直接雇用されていないため意見・要望を言いやすい。
- 問題が起きても派遣会社が対応してくれる。
- 働きながら自分に合った職場を探すことができる。
こんなにも牛丼超特盛り+卵+味噌汁+ポテトサラダ級のメリットがあるのです。
派遣介護士は派遣会社に雇用されているため、万が一ブラックな職場に当たってしまったとしてもすぐに職場を変えることができます。
しかも、次の職場は登録している派遣会社のコーディネーターの方がすぐに探してくれるのです。
退職届を書いたり引継ぎをする面倒などありませんし、ハローワークに通って次の職探しをする必要もありません。
現役「介護福祉士」がオススメする介護職専門の転職エージェント3選
「派遣介護士として働くメリットは分かったけど、どこの派遣会社・転職エージェントに登録すればいいの?」
と不安になりますよね。
でも大丈夫です。
ボクが実際に登録・利用した派遣会社5社+20以上存在する転職エージェントを徹底的に比較検討した結果から選び抜いた3社をご紹介します。
【厳選】優良派遣会社・転職エージェント3選
★大手の派遣会社で安定して働きたいなら【かいご畑】 ★高待遇の派遣なら【きらケア介護派遣】 ★どうしても、正社員にこだわるなら【ミラクス介護】 |
かいご畑
かいご畑は介護業界での派遣ランキングでは常に上位に君臨している、大手の優良派遣会社です。
・安心の大手企業
・取り扱う求人数が多い
・日本全国ともいえる対応地域
・無料で介護の資格を取得できる
・コーディネーター質が高い(全員が有資格者)
・コーディネーターが介護業界に精通している
・(*)厚生労働大臣の認可を受けている
(*)全国8万以上の業者のうち、160社しか認められていない「優良派遣事業者認定」に認定されているのです。
かいご畑は転職サービスで0.2%しかない国から「優良」と認められている転職支援サービスなのです。
かいご畑は20~50代、介護職初心者~ベテラン介護士まで、幅広い層に対応しています。
介護の資格を持っていない方にも、本来ならば10~20万円もの受講費用が必要な実務者研修を無料(0円!)で取得できてしまう、キャリアアップ応援制度があるのでとても安心です。
ボクも奥さん(デイケア勤務)も大変お世話になった、かいご畑の利用は介護職の派遣の王道といっていいでしょう。
かいご畑についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みください。
きらケア派遣
現在ボクが利用しているのが、1700円という圧倒的な高時給で働くことができるきらケア派遣です。
きらケア介護派遣の特徴はなんといっても、高時給の求人取り扱いに特化しているということです。
その他のきらケア派遣に登録するメリットは、
・安心の大手企業
・高待遇の非公開求人取り扱いに特化している
・無料で介護の資格を取得できる制度がある
・コーディネーターの質が高い
・無資格の方向けの求人も充実している
ただし、地方の小都市にはまだ対応をしていないため、首都圏や大都市以外の地方にお住いの方は「求人がない……」「派遣先がない……」ということもあるため注意が必要です。
なので、かいご畑ときらケア介護派遣の二つに登録して、求人の質・コーディネーターとの相性などを比較検討しながら派遣先を探すのが賢い方法と言えます。
すべてのサービスの利用は無料ですし、30秒~1分程度で簡単に登録できますので手間はかかりませんよ。
きらケア派遣について詳しく知りたい方は、コチラの記事をお読みください。
ミラクス介護
「派遣」介護士の王道がかいご畑ならば、「正社員」介護士の転職の王道と言えるのがミラクス介護です。
ボクは派遣として働きながら自分に合った職場、働き方を選ぶのが最善だと思うのですが、中にはどうしても「正社員」としての転職成功を希望される方もいるでしょう。
そんな方にオススメなのがミラクス介護なのです。
・安心の大手企業
・利用者満足度96.7と高い
・取扱求人数が非常に多い(とくに首都圏は最大級)
・日本全国の求人に対応
・コーディネーターの質が高い
求人数・対応地域はミラクス介護がダントツに優れています。
また、運営会社が介護業界大手の長谷川ホールディングスという点も安心して利用できる要因です。
ですが、かいご畑のような資格が無料で取得できてしまえるような制度はありません。
ボクの周りでも正社員介護士としての転職成功率が高いのが、ミラクス介護なのです。
ミラクス介護についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みください。
まとめ
派遣介護士という働き方は、
・フロアミーティングや行事に参加する義務がない。
・面倒くさい人間関係(派閥など)に巻き込まれにくい。
・問題が起きても派遣会社が対応してくれる。
という、面倒な人間関係まわりにあまり関わらずに働くことができます。
- 人間関係に振り回されずに介護職として普通に働きたい
- パワハラ・カスハラ・セクハラ問題に苦しみたくない
- 介護士としての自身のリスクマネジメントをシッカリとして働きたい
そんなあなたに最適な働き方が、派遣介護士という働き方なのです。
人間関係に疲れ果て、怨みをもって介護業界を去ってしまう前に、介護職としてのあなたの経験・スキルを存分に生かる、高待遇で自由度の高い「派遣介護士」という選択肢があることを知っていただきたいと思います。
超・超高齢化社会を爆走する日本において、経験のある介護士であるあなたはとても貴重な存在であるのですから。