ブラック介護施設の激務で身も心も疲れ果てるのに、さらにイジメの追い打ちがあるなんて……もぉ、最悪以外のなにものでもないですよね。
ボクは介護職に転職当初は「正社員」介護士にこだわるあまり、激務+最悪な人間関係という地獄に耐えていました。
ですが、現在は「派遣」介護士として働くことにより、イジメ問題とは無関係の精神的に安定した生活を送ることができています。
お疲れさまです。
40代・現役「派遣」介護福祉士の小林です。
この記事ではブラック介護施設でいじめの対象になってしまったらどうするべきなのか?をボク自身の経験から語らせていただきます。
陰湿なイジメが横行している職場で頑張る必要はないんです!【断言】
人間関係がよく働きやすいホワイトな職場を、実際に働きながら検討していく方法⇒「派遣」介護士という働き方があるのですから。
イジメ問題に苦しんでいるあなたにぜひ知っていただきたい、派遣介護士という働き方についてはコチラの記事で詳しく解説していますので是非お読みください。
目次
介護士がブラックな職場でイジメの対象になってしまったらさっさと転職すべき
ハッキリ言って自己啓発本に書いているような、「なぜイジメられるのか?その理由を自分自身をもう一度見つめなおして考えてみよう」なんていう、ヌルイことを言っている場合ではないんです。
なぜなら、ブラック介護施設でのいじめ問題はものすごく根深いからです。
テレビドラマのように一発逆転や、苦労の末むくわれるというおとぎ話のような展開は絶対にありえません。
ボク自身もパワハラ上司に、
- 有休申請を絶対に取らせない。
- サービス残業を強要する。
- 体調不良でも休ませない。
といういじめ・嫌がらせを受けてきました。
新人介護士時代には、
- 仕事もろくに教えてもらえずに放置される。
- 辛い業務(入浴介助・シーツ交換)ばかりをさせられる。
- ケアが大変な利用者ばかりを担当させられる。
というような理不尽な扱いも受けてきました。
また、同僚の古参(仕事をしない)介護士たちからは、
根も葉もない悪口・陰口を言われる(既婚の女性介護士と不倫しているなど)。
などが日常茶飯事にありました。
でも、まぁ、ボクの場合は軽い方でしょう。
もっと凄惨(せいさん)ないじめを受けてボロボロになって退職していった、介護士の方々も複数人知っています。
具体的なイジメの内容は、
- ロッカーに「死ね!」「辞めちまえ!」と張り紙をされる。
- カバンをオムツ置き場(排泄物置き場)に捨てられる。
- スマホを隠される・捨てられる。
- クリーニングから上がってきた制服をずたずたに切り裂かれる。
……というような、思い出したくもないイジメの事例が山ほどありました。
ボクが見てきた経験上断言できるのは、イジメは耐えれば耐えるほどエスカレートしてしまうということです。
ブラック介護施設の劣悪な労働環境でストレス満載の介護士の心は「悪意」に蝕(むしば)まれ、弱い立場の人間をイジメ倒すことに何のためらいもなくなっているからです。
ブラック介護施設での勤務はただでさえ圧倒的な人手不足で激務です。
しかも激安の給料+サービス残業が80時間以上/月という超特盛状態。
こんなところでいじめに耐え忍んで働いても報われることは何一つありません。
あなたの心が悲鳴を上げて壊れてしまうだけです。
日本人の変な考え方の一つに「辛くても頑張ることが美徳」というモノがあります。
これは、「労働者は過酷な状況でも低賃金でもガマンして働け!」という、搾取する側の人間にとって非常に都合のいい考え方なのです。
そしていままでそんな狂った考え方が正しいと洗脳されてきてしまったのです。
でも、もうみんな気づいてしまったのです。
「苦労して我慢して働いてももうむくわれない時代なんだ」ということに。
劣悪な労働環境の中で陰湿なイジメに耐えて働き続ける必要性なんて全くないのです。
イジメの巣窟となっているブラック介護施設なんかさっさと辞めてしまえばいいのです。
人員不足で経営困難に陥らせ潰してしまえばいいのです。
経験のある介護士のあなたでしたら、転職先に困る事などまずないのですから。
介護士の身も心も疲れ果てている状態がイジメの引き金となる
なぜブラック介護施設ほどイジメは頻発し陰湿なのか。
その理由は簡単です。
ブラック介護施設の無能・劣悪な運営陣には「介護職を守って育てる」という気持ちが「ゼロ」だからです。
その運営方針は労働環境に反映されます。
- 業務改善などまったく行わない効率性ゼロの業務。
- 人手不足でも積極的な人員補給をしない激烈に忙しい業務。
- 入職希望者は誰でも入れてしまうため人間性の低い介護職が集まる。
- 慢性的な人手不足で劇烈に忙しい業務+人間性の低い介護士たちとの劣悪な人間関係。
こんな最悪な労働環境では、介護士の心にはストレスがどんどん溜まっていくだけです。
そして、満タンになったストレスは負のエネルギーとなり、弱い立場の者への攻撃=イジメへとなっていくのです。
介護職の退職理由で最も多いのが「人間関係」の悩み
厚生労働省が平成30年7月31日に発表した「介護労働者の雇用管理の状況いついて」では、介護職の離職理由として、「職場の人間関係に不満があった」がダントツの1位です。
介護業界全体で見ても「人間関係」が退職理由として一番多いのです。
ブラック介護施設でいじめが多発し、陰湿化するのも納得できるでしょう。
ブラック介護施設は変わりません。
なぜなら、劣悪・無能な運営陣が変えるつもりがないからです。
なのでイジメも絶対になくなりません。
派遣介護士という高待遇+自由度の高い働き方という選択肢
いじめを経験され心に傷を負われた介護士にこそ、派遣介護士という働き方を知ってほしいのです。
なぜなら、派遣介護士は「この職場・人間関係は自分には合わない」と思ったら、すぐに(基本は2~3ヵ月)次の職場に移れるからです。
しかも、辞表を書いたり引継ぎをしたり、ましてや送別会に参加する必要などもまったくありません。
契約を更新するか満了するか。
YES/NOで選べばいいだけです。
それが「派遣」という働き方なのです。
しかも、次の職場は派遣会社に登録した時にあなたにつく専属のコーディネーターの方がすぐに探してくれるのです。
なのでまた履歴書を書いたりハローワークに通ったりするような面倒も手間もありません。
その他にも、
- 高時給(1700円)でガッツリと稼ぐことができる。
- 「この職場は嫌だ!」と思ったらすぐに次に移れる。
- サービス残業がない。
- 各種委員会や居室担当などの責任を負う必要がない。
- フロアミーティングや行事に参加する義務がない。
- 自分自身で稼ぎたい額を決められる。
- 有休が確実に消化できる。
- 面倒くさい人間関係(派閥など)に巻き込まれにくい。
- 施設に直接雇用されていないため意見・要望を言いやすい。
- 問題が起きても派遣会社が対応してくれる。
- 働きながら自分に合った職場を探すことができる。
こんなにも牛丼超特盛り+卵+味噌汁+ポテトサラダ級のメリットがあるのです。
ちなみに、ボクが現在利用している優良派遣会社はきらケア介護派遣です。
派遣介護士として働くメガ盛り級のメリットについてだけではなく、気になるデメリットについても知りたい方はコチラの記事をお読みください。
ボク自身の派遣介護士として働いてきた実体験から、派遣介護士として働くということを入浴後のビールのように飲みやすく=わかりやすく解説しています。
ブラック介護施設は決して介護士であるあなたのことを守ってはくれません。。
便利なサービスを賢く利用して、あなたの人生を明るい方へと方向転換すべき時はいまなのではありませんか?
「そんなこと言ってもパワハラやいじめで辞めさせてもらえないんです……」
という悩みがある方には「退職代行サービス」があることを知ってください。
退職代行サービスはあなたにかわって退職時の面倒をすべて代行してくれて、即日退職を可能にしてくれる非常に便利なサービスです。
退職代行サービスは最近テレビ(NHKの「クローズアップ現代+」など)でも取り上げられるほど注目度が上がってきています。
その中でも、低価格・定額制で利用価値が高い退職代行サービスSARABA(さらば)について徹底的に調べて解説した記事はコチラです。
あなたの人生は変わる時を待っているのではありませんか?
心の傷が深くなればなるほど、行動を起こすことがためらわれ、転職をするということに強い不安を感じてしまうでしょう。
「転職先でもイジメにあったらどうしよう……」と。
そういう心の状態になってしまうと、目の前にあるチャンスも見ることができない、掴むことができなくなってしまいます。
心に深い傷を負ってしまう前に、いじめから逃げてください。
いじめから逃げることは決して負けでも悪いことでもありません。
あなたはあなた自身を守るために、正しい選択をするだけなのです。
ブラック介護施設のイジメ問題は介護職の心に巣を喰う害悪であり、どうすることもできないものなのですから。
最後に
ブラックな介護の現場で働く、イジメ問題に悩む介護士のあなた。
転職してください。
経験のあるあなたでしたら、転職先に困ることはマズありません。
しかも、派遣介護士でしたら面倒臭い人間関係に振り回されることなく、高待遇(1700円/時給)で自由度の高い働き方ができるのですから。
イジメ問題に耐えて心と体が悲鳴を上げてしまう前に、新しい環境にあなた自身を解放してあげてください。
高待遇(1700円/時給)の求人情報取り扱いに特化している優良派遣会社⇒きらケア介護派遣